【すぐ物をなくす人の特徴】“マルチタスク脳”が原因かも?

鍵やスマホをよくなくす人は、実は脳の使い方に共通点があるかもしれません。

目次

  • 1: なぜ“物をなくす”のか?
  • 2: “マルチタスク脳”のメリットと落とし穴
  • 3: 対策は“シングルタスク”と習慣化
  • 4: ラジオ形式トーク(ふもとあさと&仲間たち)

なぜ“物をなくす”のか?

「あれ?スマホどこいった?」──朝のバタバタ、出かける直前に鍵やイヤホンを探して右往左往…そんな“探し物ルーティン”が日常化している人、実は少なくありません。でもこれ、単なる不注意じゃないかもしれません。

最近の研究では、物をなくしやすい人には“脳の使い方”に共通点があると言われています。特に、複数のことを同時にこなす“マルチタスク脳”の人は、注意力が分散しやすく、記憶の“保存ミス”が起きやすい傾向があるのだとか。

たとえば「電話しながら鍵を置く」「考え事しながらスマホをポケットに入れる」──この瞬間、脳は“置いた記憶”をちゃんと保存できていない可能性があるんです。つまり、なくす原因は“忘れた”ではなく“記憶されてない”。ちょっと怖いけど、納得かも…!

“マルチタスク脳”のメリットと落とし穴

実は“物をなくしがち”な人ほど、頭の回転が速くて器用だったりします。いわゆる“マルチタスク脳”──複数のことを同時にこなせるタイプの人は、仕事や育児などで頼りにされる場面も多いはず。

でもその反面、脳が常に“次のこと”に意識を向けているため、今この瞬間の記憶が定着しにくいという落とし穴も。たとえば「鍵を置いた場所」や「さっき何をしたか」といった細かい行動が、脳内の“記憶フォルダ”に保存されずにスルーされてしまうのです。

結果として、「あれ?どこに置いたっけ?」が日常化。つまり、マルチタスク脳の人ほど“物をなくす頻度”が高くなるという、ちょっと皮肉な現象が起きてしまうんですね。

対策は“シングルタスク”と習慣化

「なくさないためには、どうすればいいの?」──答えは意外とシンプル。まずは“ながら行動”を減らして、1つのことに集中する“シングルタスク”を意識することが大切です。たとえば「鍵を置くときは鍵だけに集中する」──これだけでも記憶の定着率がグッと上がります。

さらに、鍵やスマホの置き場所を“固定化”するのも効果的。「帰宅したら必ず玄関横のトレーに置く」など、記憶に頼らず習慣で動ける仕組みを作ることで、探し物の頻度はぐっと減ります。

家族で“物の定位置”を共有しておくと、子どもにも自然と整理整頓の習慣が身につくというメリットも。つまり、ちょっとした脳の使い方の工夫が、日常のストレスを減らす第一歩になるんです。

ラジオ形式トーク(ふもとあさと&仲間たち)

あさと

さて今日のテーマは「すぐ物をなくす人の特徴」でしたけど、いや〜、耳が痛い話でしたねえ。鍵、スマホ、イヤホン…僕なんて毎朝“探し物の儀式”してますよ。

琳琳

あさとさん、それはもう“儀式”じゃなくて“習慣”になってますね(笑)。でも実は、そういう人って“マルチタスク脳”の持ち主かもしれないって話、意外でしたよね。

ロン

うむ。マルチタスク脳とは、複数の作業を同時にこなす能力が高い脳のこと。処理速度は速いが、記憶の定着には弱点がある。つまり「置いた記憶が保存されてない」状態が起きやすいのだ。

あさと

なるほどねえ。じゃあ僕がスマホを冷蔵庫に入れちゃったのも、記憶が“保存されてない”ってことか…。

琳琳

そうなんです。たとえば「電話しながら鍵を置く」「考え事しながらスマホをポケットに入れる」──この“ながら行動”が、記憶の抜け落ちを生む原因なんです。

ロン

脳は同時に複数のことを処理すると、注意のフォーカスが分散する。結果として、行動の記憶が浅くなる。これは“マルチタスク脳”の典型的な落とし穴だ。

あさと

でもさ、物をなくすって、ちょっとした“人間味”でもあるよね。僕の友達なんて、毎回財布を冷蔵庫に入れてて、家族に「またか!」って言われてる(笑)。

琳琳

それ、完全に“置き場所の固定化”ができてないパターンですね。習慣化されてないから、脳が毎回“どこに置いたか”を探してる状態です。

ロン

置き場所を固定化することで、記憶に頼らず“自動化”できる。これは脳科学的にも有効な対策だ。人間は習慣に強く影響される生き物だからな。

あさと

じゃあ、僕も“鍵は玄関横のトレー”ってルールを作ればいいのか。あと、家族で“定位置”を共有するのもアリだね。

琳琳

そうそう。子どもにも自然と整理整頓の習慣が身につくし、家族全体のストレスも減りますよ。

あさと

というわけで、今日のまとめ!物をなくす人は、実は“マルチタスク脳”の持ち主かもしれない。そしてその脳のクセが、記憶の抜け落ちを生んでるってことでした。

琳琳

対策としては、まず“シングルタスク”を意識すること。つまり、“ながら行動”を減らして、1つのことに集中する習慣をつけることが大切です。

ロン

加えて、鍵やスマホなどの置き場所を“固定化”し、習慣化することで、記憶に頼らず行動できる。これは物をなくす頻度を減らす有効な手段だ。

あさと

いや〜、今日の話は“へえ〜!”の連続だったなあ。僕もさっそく“鍵トレー”買って帰ります!

琳琳

ぜひ実践してみてください。次回は「なぜ人は“ついでに”で失敗するのか?」をテーマにお届けします。お楽しみに!

こちらもおススメ♪

エコバッグを忘れない人は、なぜ計画力が高いのか?

エコバッグを持ち歩く人には、先読み力や準備力が備わっているという意外な事実。

鏡の前でポージングする理由──筋トレ好きの脳内報酬メカニズム

筋トレ中に鏡を見るのはナルシストだから?実は脳の報酬系が深く関係していた。

筋トレが続かない人の共通点3選!習慣化のコツと落とし穴とは

筋トレが続かない理由は意志の弱さではなく、意外な思い込みや習慣のクセにあり。

フォトプリンタで“思い出”は育つ?記憶と感情をつなぐ小さな魔法

スマホに眠る写真、プリントして飾るだけで記憶が鮮やかに蘇るって本当?

【ジム通いが続く人の共通点】“遊び感覚”が習慣化のカギだった?

筋トレが続く人は完璧主義より“ゲーム感覚”で楽しむタイプだったという意外な事実。