【公にはされない】血圧計の価格と精度の“意外な関係”
目次
- 1: 高価なほど正確?──その思い込みが危ない
- 2: 1,000円台でも医療現場で使える理由
- 3: “賢い選び方”は価格よりも認証と実績
- 4: ラジオ形式トーク(ふもとあさと&仲間たち)
高価なほど正確?──その思い込みが危ない
「血圧計って、高いやつほど正確なんでしょ?」
──そう思ってる人、けっこう多いんです。でも実は、それ“思い込み”かもしれません。
このイメージ、じつは業界のマーケティングがうま〜く作り上げたもの。
高級モデルのほうが信頼できそうに見えるのは、見た目のスタイリッシュさや、スマホ連携・音声ガイドなどの“付加機能”が理由だったりします。
でも、肝心の「測定精度」はというと……価格とはまったく関係ないことも。
この誤解のせいで、必要以上に高い血圧計を買ってしまう人、実は少なくないんです。
1,000円台でも医療現場で使える理由
「でもさすがに、安すぎる血圧計は信用できないでしょ?」
──そう思ったあなた、ちょっと待ってください。
実は、1,000円台の血圧計でも国際的な精度基準をクリアしているモデルがあるんです。
しかも、そういった機種は医療機関でも普通に使われていることも。
特にシンプルな機能に絞ったタイプは、余計な誤差が入りにくく、むしろ信頼性が高いと評価されているんです。
つまり、価格と精度は必ずしも比例しない──これ、専門家の間ではすでに“常識”になりつつあるんですよ。
“賢い選び方”は価格よりも認証と実績
「じゃあ、何を基準に選べばいいの?」
──そんな疑問に答えるカギは、“認証”と“実績”です。
まずチェックしたいのが、医療機器認証。JIS規格やISOなどの基準をクリアしているかどうかは、精度の信頼性を見極めるポイントになります。
さらに、病院や介護施設で使われているモデルなら、実際の現場での評価があるという意味でも安心材料になります。
ちなみに「高齢者向け」と書かれていても、実は中身が一般向けと同じというケースも。
パッケージの言葉に惑わされず、冷静にスペックや実績を見て選ぶのが“賢い選び方”なんです。
ラジオ形式トーク(ふもとあさと&仲間たち)
さて今日のテーマは「血圧計の価格と精度の意外な関係」。前半では「高いほど正確ってわけじゃないよ」という話、けっこう衝撃でしたね。
はい。実際、1,000円台でも国際的な精度基準をクリアしている血圧計があるんです。価格よりも、認証や実績のほうが信頼性につながるんですよね。
技術的に言えば、測定方式がオシロメトリック法であれば、家庭用でも十分な精度が出ます。むしろ、付加機能が多すぎると誤差の原因になることもあります。
そういえば琳琳さん、前に「実家の血圧計がやたら高かった」って言ってましたよね?
そうなんです。父が「高いほうが安心だろ」って言って、1万5千円くらいのを買ったんですけど、結局使いこなせなくて…。ボタンが多すぎて、母は「これ何押せばいいの?」って毎回聞いてきます(笑)
それ、あるあるですね。高齢者向けって書いてあっても、実は中身が一般向けと同じだったりします。UIが複雑だと、測定ミスも起きやすいです。
なるほど。じゃあ「高齢者向け」って書いてあるだけじゃ安心できないってことか。
そうですね。パッケージの言葉よりも、実際に使いやすいかどうか、そして認証があるかどうかが大事です。
じゃあ、改めてまとめると──血圧計を選ぶとき、何を見ればいいんでしょう?
まずは医療機器認証。JIS規格やISOなどの精度基準をクリアしているかどうかを確認しましょう。
次に使用実績。病院や介護施設で使われているモデルは、現場での信頼性が高いです。
そして使いやすさ。高齢者でも迷わず操作できるシンプルな設計かどうかも重要です。
つまり「高い=正確」じゃなくて、「認証+実績+使いやすさ」がポイントってことですね。
その通り。価格と精度は比例しない。むしろ、安価でも精度の高い血圧計は存在します。
「血圧計の選び方」で迷ったら、価格よりも認証と実績をチェック。これが“賢い選び方”です。
いや〜今日も勉強になりました。次回は「血圧を測るタイミングで結果が変わる?」なんて話も面白そうですね。
それ、ぜひやりましょう!
