水だけ補給は危険?隠れ脱水とナトリウム不足の落とし穴
目次
- 1: 水だけじゃ足りない?ランナーに潜むリスク
- 2: なぜナトリウムが必要なのか
- 3: 安全な補給法とは?
- 4: ラジオ形式トーク(ふもとあさと&仲間たち)
水だけじゃ足りない?ランナーに潜むリスク
「走ったら水を飲む」——それ、当たり前の習慣ですよね。
でも実は、“水だけ”の補給が、思わぬ落とし穴になることもあるんです。
ランニング中は汗とともに水分だけでなく、ナトリウムなどの電解質も失われます。
ここで水だけを大量に摂ると、体内の塩分濃度が下がりすぎてしまい、低ナトリウム血症という状態に。
これ、ただの脱水とは違って、頭痛や吐き気だけでなく、意識障害やけいれん、最悪の場合は命に関わることもあるんです。
「水を飲んでるのに具合が悪い…」そんなときは、もしかすると“水だけ補給”が原因かもしれません。
なぜナトリウムが必要なのか
「汗をかいたら水を飲む」——それだけじゃ、実は足りないんです。
汗と一緒に失われるのは水分だけじゃなく、ナトリウムなどの電解質も含まれています。
このナトリウム、実はかなり重要な働きをしていて、神経の伝達や筋肉の収縮、そして細胞の水分バランスを保つために欠かせない存在。
つまり、体の“司令塔”や“ポンプ”のような役割を担っているんです。
もし水だけで補給してしまうと、体内の電解質バランスが崩れてしまい、結果としてパフォーマンス低下や体調不良につながることも。
「水は飲んでるのに、なんか力が入らない…」そんなときは、ナトリウム不足を疑ってみる価値アリです。
安全な補給法とは?
「じゃあ、何を飲めばいいの?」
そんな疑問に答えるカギは、“質”にあります。
長時間の運動や大量に汗をかく場面では、スポーツドリンクや塩分タブレットなどで電解質も一緒に補給するのがベスト。
特に夏場や発汗量が多いシーンでは、ナトリウムを意識的に摂ることが、体調管理のポイントになります。
「水だけで十分」と思い込まず、体の声に耳を傾けて、状況に応じた補給戦略を立てることが大切。
飲む量だけでなく、飲む“中身”にも、ちょっとした気配りを。
ラジオ形式トーク(ふもとあさと&仲間たち)
さてさて、今日のテーマは「水だけ補給が招く“隠れ脱水”の恐怖」。いや〜、僕もランニングのあとに水をガブ飲みして「よし、これでOK!」って思ってたんだけど…まさかそれが危ないなんてね。
そうなんです。前半では、水分補給=水だけ、という常識が実は落とし穴になるってお話ししました。汗と一緒に失われるのはナトリウムなどの電解質も含まれているので、水だけを摂ると低ナトリウム血症になるリスクがあるんですよね。
技術的に言えば、体液の浸透圧が崩れることで細胞が膨張し、脳に影響を及ぼす可能性もあります。軽度なら頭痛や倦怠感、重度なら意識障害やけいれん、最悪の場合は命に関わることも。
うわ〜、水を飲んでるのに脱水になるって、なんか矛盾してるようで怖いね…。
そういえば、昔部活で「水飲むな!」って言われてた時代があったよね。今思うと、あれって完全に逆効果だったんじゃない?
ありましたね〜。「根性で乗り切れ」みたいな…。でも今は熱中症や脱水症状のリスクが広く知られるようになって、学校でもこまめな水分補給が推奨されてます。
ただし、補給の“質”が重要です。水だけではなく、ナトリウムやミネラルを含む飲料が必要。スポーツドリンクや経口補水液はその点で理にかなっています。
なるほどね。じゃあ、麦茶とか緑茶じゃダメなの?
麦茶はカフェインが少ないので水分補給には向いてますが、電解質はほとんど含まれていません。運動後や大量に汗をかいたときは、やっぱり塩分も意識して摂る必要がありますね。
ちなみに味噌汁や梅干しも、ナトリウム補給には効果的です。日本らしい補給法ですね。
ということで、今日のまとめ!「水を飲んでるから大丈夫」って思ってる人ほど、隠れ脱水に要注意。特に運動後や暑い日には、水分補給の“中身”が大事なんですね。
はい。ナトリウムや電解質を含む飲料を選ぶことで、体のバランスを保ち、脱水症状や低ナトリウム血症を防ぐことができます。スポーツドリンクや経口補水液、そして食事からの塩分補給も意識しましょう。
水だけでは足りません。補給の“質”を見直すことで、健康リスクを減らし、パフォーマンスも向上します。これはランナーだけでなく、日常生活でも重要なポイントです。
いや〜、今日も「へえ〜!」がいっぱいだったね。次に水を飲むとき、ちょっと塩分のことも思い出してみてください。ではまた次回!