【公にはされない】工具の“兄弟関係”──OEMが生む価格の裏側

高級ブランドと格安工具、実は“兄弟”？

ホームセンターで工具を眺めていると、「こっちは1万円、あっちは3千円…でも見た目そっくりじゃない？」なんて思ったこと、ありませんか？実はその直感、けっこう鋭いかもしれません。

工具業界では、OEM（他社製造）という仕組みによって、複数のブランドが同じ工場・同じ製造ラインで作られていることがあるんです。つまり、A社の高級ドライバーと、B社の格安モデルが“兄弟”だった──なんてケースも。

違いはロゴとパッケージだけ。中身はほぼ同じなのに、価格は倍以上。そんな“ブランド料”を知らずに払っているとしたら、ちょっともったいない気もしますよね。工具選びの見方が変わる、そんな裏事情をのぞいてみましょう。

OEMの仕組みと“見えない共通点”

では、そもそもOEMって何なのでしょう？これは「製造は専門メーカーに任せて、販売は別のブランドが行う」という仕組み。つまり、工具を“作ってる会社”と“売ってる会社”が違うということです。

たとえば、グリップの形や色が違っていても、内部の構造や素材はまったく同じ──なんて例も珍しくありません。見た目だけで判断すると、実は“兄弟工具”を見逃しているかも。

ただし注意したいのは、製造元が同じでも検品の厳しさや保証の内容がブランドによって違うこと。だから「完全に同じ」とは言い切れないのも事実です。見えない部分にこそ、価格差の理由が隠れているのかもしれません。

“賢い選び方”はどこにある？

工具選びって、意外と奥が深いんです。特にDIY愛好家やガレージ作業を楽しむ人にとっては、性能と価格のバランス──つまりコスパが重要なテーマ。

最近では、ネットでOEM情報を調べたり、複数ブランドのレビューを比較することで、「見た目」や「値段」だけじゃない、“中身重視”の選び方ができるようになってきました。

もちろん、信頼できるブランドを選ぶのもひとつの手。でも、実用性を優先するなら、OEMの知識があるだけで選択肢がグッと広がるんです。知ってる人だけが得をする──それが工具の“兄弟関係”の面白さです。

ラジオ形式トーク（ふもとあさと＆仲間たち）

あさと

さてさて、今日のテーマは「工具の兄弟関係」。いや〜、ホームセンターで並んでる工具って、見た目そっくりなのに値段が全然違うことあるよね。

琳琳

ありますね。実はそれ、OEMっていう仕組みが関係してるんです。同じ工場で作られてるのに、ブランドが違うだけで価格が変わる──そんな“兄弟工具”が存在するんですよ。

ロン

技術的に言えば、製造元が同じでも、検品基準や保証内容が違う場合がある。だから完全に同じとは言えないけど、内部構造や素材が共通してるケースは多いね。

あさと

なるほどね〜。じゃあ、見た目が違っても中身はほぼ一緒ってこともあるんだ。知らずにブランド料払ってる可能性もあるってことか…。

琳琳

そうなんです。たとえば、A社の高級ドライバーと、B社の格安モデルが、実は同じ製造ラインで作られていた──なんてことも。

ロン

グリップの色や形が違うだけで、内部のモーターやギアは同じ。それで価格が倍以上違うなら、ちょっと考えたくなるよね。

あさと

そういえば、DIY好きの友達が「安い工具でも十分使える」って言ってたな。ロン、実際どうなの？

ロン

用途によるね。たとえば、週末にちょっと棚を作るくらいなら、格安モデルでも問題ない。でも、毎日使うプロの現場なら、耐久性や保証が重要になる。

琳琳

レビューを見比べたり、OEM情報を調べたりするだけでも、選び方が変わってきますよ。最近はSNSや動画でも比較検証してる人が多いですし。

あさと

あ〜、そういうの見るの好き！「この工具、実は○○製だった！」みたいな投稿、つい見ちゃうんだよね。

ロン

“知ってる人だけ得をする”っていうのが、OEMの面白さだよ。情報があるだけで、選択肢が広がる。

琳琳

ということで、今日のまとめです。工具選びでは、見た目や価格だけでなく、中身や製造元にも注目するのがポイント。OEMの知識があると、ブランド料に惑わされず、コスパの良い工具を選べるようになります。

ロン

レビュー比較、型番チェック、製造元の情報収集──これらを活用すれば、“兄弟工具”を見抜く目が養われる。特にDIYやガレージ作業を楽しむ人には、実用性重視の選び方がオススメだね。

あさと

いや〜、今日も勉強になった！次ホームセンター行ったら、工具の“兄弟”を探してみようかな。見た目だけじゃなくて、中身で選ぶって、ちょっとカッコいいよね。

琳琳

ぜひ探してみてください。工具選びがもっと楽しく、もっと賢くなるはずです！