ガジェット沼にハマる人の共通点とは?所有欲と共感のメカニズム
目次
- 1: 発表会でソワソワする心理
- 2: レビュー動画はもはや日課
- 3: 使うより持っていたい?
- 4: ふもとあさとの読むラジオ
発表会でソワソワする心理
「新型出るってよ」——その一言で、ガジェット好きの心はざわつき始めます。
彼らにとって新製品の発表会は、まるで“祭り”のようなもの。スペックの進化、デザインの変化、そして価格の絶妙なバランスに、一喜一憂するのが恒例行事です。
発表当日は、SNSのタイムラインを何度も更新。公式情報だけでなく、リーク画像やインフルエンサーの反応までチェックしてしまうのは、もはや“儀式”の域。
このソワソワ感は、単なる好奇心ではなく、「もっと良いものを知りたい」という情報収集欲と、「手に入れたい」という所有欲が混ざり合った“期待の高まり”なのです。
レビュー動画はもはや日課
発表会で盛り上がったあとは、いよいよ“選ぶ”フェーズへ。そこで登場するのが、レビュー動画。
寝る前にスマホ片手に、複数のレビューをハシゴする——そんな習慣がある人、実は少なくありません。
レビュー動画は、いわば“買う前の疑似体験”。実際に使っている様子や、細かな使い勝手を見られることで、「自分に合うかも」がリアルに想像できるのです。
しかも、複数の視点を比較することで、選択に“自信”が持てるようになる。これは、情報があふれる時代における“安心材料”のひとつとも言えるでしょう。
「買う前に動画で確認」は、もはやガジェット好きの“夜のルーティン”なのかもしれません。
使うより持っていたい?
レビュー動画でじっくり吟味したはずなのに、実際にはあまり使っていない——そんなガジェット、ひとつやふたつは心当たりがあるのでは?
今や最新モデルを持っていること自体が“ステータス”になる時代。使いこなすことよりも、「持っている」という安心感や満足感が優先される傾向があります。
これは単なる“無駄遣い”ではなく、自己表現のひとつ。「このイヤホン、音質よりデザインで選んだ」なんて話も、ガジェット好き同士なら共感ポイント。
つまり、ガジェットは共感を生むコミュニケーションツールとしても機能しているのです。
「使うために買う」から「持つことでつながる」へ——ガジェットの役割は、静かに変化しているのかもしれません。
ふもとあさとの読むラジオ
はい、というわけでお聞きいただきました“ガジェット沼にハマる人の共通点”特集。いや〜、面白かったですねえ。琳琳さん、どうでした?
はい、あさとさん。発表会でソワソワする心理から、レビュー動画が日課になっている話、そして“使うより持っていたい”という所有欲の話まで、共感する方も多かったんじゃないでしょうか。
いや〜、私もね、スマートウォッチ3つ持ってるんですよ。使ってるのは1個だけなんだけど、なんか“持ってる”ってだけで安心するんですよねえ。
まさにそれ、第三パラグラフで出てきた“持っている安心感”ですね。最近は、ガジェットが自己表現の一部になっているとも言われています。
なるほどねえ。昔は“使いこなしてナンボ”だったけど、今は“持ってるだけで仲間”って感じか。そういう意味では、ガジェットって“名刺”みたいなもんかもしれないね。
そうですね。しかも、SNSで“このイヤホン買いました!”って投稿すると、同じ製品を使ってる人からコメントが来たりして、ちょっとした共感の輪が広がるんです。
うんうん。じゃあここで、我らが番組キャラクター、ロボット犬のロンにも聞いてみましょうか。ロン、今の話、どう思う?
はい、あさとさん。ガジェットの“所有欲”は、心理学的には“自己効力感”や“社会的承認欲求”と関係しています。持っていることで“自分は時代に乗っている”という感覚が得られ、周囲とのつながりも感じやすくなるんです。
おお〜、さすがロン。専門家モードだねえ。琳琳さん、ロンの言う“自己効力感”って?
はい、“自分はちゃんと選べてる”“ちゃんと使いこなせる”っていう自信のことですね。レビュー動画を見て選ぶのも、その感覚を高めるための行動なんです。
なるほどねえ。じゃあ、ロン。リスナー代表として、最近気になってるガジェットってある?
はい。最近は“スマートリング”が注目されています。指輪型のウェアラブルで、健康管理や決済までできるんですよ。小型化と機能性の融合が進んでいて、“持ってるだけで未来感”が味わえます。
へえ〜!それはまさに“持ってる安心感”の進化系だね。琳琳さん、スマートリング、どうですか?
実は私も気になってます。アクセサリー感覚で使えるので、ファッションとの相性も良いんですよ。
いや〜、ガジェット沼、深いですねえ。リスナーの皆さんも、“持ってるだけで嬉しい”ガジェット、ぜひ教えてくださいね。