加湿器で冬の電気代が下がるってホント?意外な節電術
目次
- 1: 湿度が変える“寒さの感じ方”
- 2: 加湿器がもたらす“節電効果”
- 3: 寝室こそ“静音加湿器”の出番
- 4: ふもとあさとの読むラジオ
湿度が変える“寒さの感じ方”
「部屋の温度は22度なのに、なんだか寒い…」そんな経験、ありませんか?
実はその“寒さ”、湿度が原因かもしれません。
人間の体感温度は、空気中にどれだけ水分が含まれているか——つまり湿度によって大きく左右されます。湿度が高いと、皮膚の表面から熱が逃げにくくなり、同じ室温でもポカポカと暖かく感じることがあるんです。逆に空気が乾燥していると、体の熱がどんどん奪われてしまい、「なんかスースーする…」と感じてしまう。
つまり、冬の寒さ対策は温度だけじゃなく、湿度も大事。
加湿器があるだけで、部屋の“あったかさ”が変わるかもしれませんよ。
加湿器がもたらす“節電効果”
前のパラグラフでご紹介したように、湿度が高いと人は暖かく感じやすくなります。
ではその“体感温度の変化”が、電気代にどう影響するのでしょうか?
実は、部屋の湿度を40〜60%に保つことで、体感温度が約2〜3℃上がるとされています。つまり、実際の室温が変わらなくても、「なんだか暖かいな」と感じるようになるんです。
この効果をうまく活用すれば、暖房の設定温度を少し下げても快適に過ごせるようになります。設定温度を1℃下げる電気代が約10%節約できるという試算もあるほど。
つまり、加湿器は“乾燥対策”だけじゃなく、節電にもひと役買ってくれる賢い冬支度アイテム。
寒さと電気代、両方に効くなんて、ちょっと得した気分になりませんか?
寝室こそ“静音加湿器”の出番
暖房と湿度のバランスが節電寝室一日のうちで最も長く過ごす場所だからこそ、湿度管理はとても大切。乾燥喉の不快感肌荒れ睡眠の質
とはいえ、加湿器の運転音静音加湿器最近のモデルは、図書館低騒音設計
快適な湿度と静けさの両立は、冬の夜心地よく「加湿器はリビング寝室
ふもとあさとの読むラジオ
さあ、ここからはスタジオに戻ってまいりました。いや〜、加湿器って、ただの乾燥対策だと思ってたけど、電気代まで助けてくれるとはねぇ。驚いたよ。
そうなんです、ふもとさん。湿度が上がると体感温度も上がって、暖房の設定温度を下げても寒く感じにくくなるんですよね。特に湿度40〜60%が快適ゾーンと言われています。
なるほどねぇ。つまり、部屋の空気が“しっとり”してるだけで、財布も“ほっこり”するってわけだ(笑)。でもさ、加湿器って種類もいろいろあるし、音が気になるって人もいるんじゃない?
はい、そこがポイントです。特に寝室では“静音加湿器”が活躍します。最近のモデルは運転音がとても静かで、睡眠の妨げにならないんです。図書館より静かって言われるものもあるんですよ。
へぇ〜、それはありがたいね。寝室って、意外と乾燥しがちだもんね。喉がカラカラになって起きること、あるあるだよ。…ねえロン、君はどう思う?
はい、ふもとさん。リスナー代表として申し上げますと、寝室に加湿器を置くことで、翌朝の喉の違和感や肌の乾燥が軽減されるという声が多くあります。さらに、静音モデルなら赤ちゃんのいる家庭でも安心して使えるというメリットも。
おお、さすがロン。まるで家電評論家みたいだな(笑)。でも、そういう“生活者目線”の情報って、ありがたいよね。
ちなみに、最近は加湿器にアロマ機能がついているものもあって、寝室の空気を潤しながらリラックス効果も期待できるんです。まさに一石二鳥ですね。
いいねぇ。空気が潤って、心も潤う。冬の夜がちょっと楽しみになるじゃないか。…ロン、最後にひとこと、リスナーに向けてお願いできるかな?
はい。寒さ対策は“温度”だけじゃなく、“湿度”も大切です。加湿器を上手に使って、あたたかく、そして賢く冬を乗り切りましょう!
よし、決まりだね。今夜から、我が家の加湿器も“節電隊長”に任命だ!
琳琳ちゃん、ロン、ありがとう。次のコーナーもよろしくね。