【公にはされない】“映えホテル”の裏事情──写真優先で犠牲になるもの
目次
- 1: SNSで人気の“映えホテル”は本当に快適?
- 2: “見せ部屋”という名の撮影専用空間
- 3: “映え”と“リアル”のバランスをどう取る?
- 4: ラジオ形式トーク(ふもとあさと&仲間たち)
SNSで人気の“映えホテル”は本当に快適?
最近、SNSで話題の“映えホテル”に泊まる若者が急増中。おしゃれな内装、絶妙なライティング、写真映えする小物たち──まるで撮影スタジオのような空間に、テンションが上がるのも無理はありません。
でも、ちょっと待って。見た目に全振りした結果、水回りが狭かったり、壁が薄くて隣の音が丸聞こえだったり…「快適さ」はどこへ?
本来“泊まる”ための場所が、“撮る”ための場所に変わりつつある今、旅の満足度にもじわじわ影響が出ているのです。
“見せ部屋”という名の撮影専用空間
SNSで見かける“理想のホテルルーム”──実は、一般客が泊まれない“撮影専用の部屋”だった、なんてことも。
インフルエンサー向けに用意されたこの“見せ部屋”は、照明の角度から小物の配置、カメラ映えする構図まで、すべてが計算尽くし。
実際の客室とはまるで別物で、宿泊者がその部屋にたどり着くことはまずありません。
最近では、「SNSで見た部屋が存在しない」というギャップが問題視され始めており、ホテル選びに慎重になる人も増えているようです。
“映え”と“リアル”のバランスをどう取る?
旅の思い出を彩る写真映えは、たしかに魅力的。でも、実際に泊まるとなれば、快適性や安全性も同じくらい大切です。
SNSで見た“理想の部屋”に惑わされず、レビューや実体験の声を参考にすることで、後悔のないホテル選びができるはず。
最近では、“映え”だけでなくリアルな使い勝手にもこだわるホテルが増えてきており、そんなバランス型の宿が、これからの旅人に支持されていくのかもしれません。
ラジオ形式トーク(ふもとあさと&仲間たち)
さてさて、今日のテーマは「映えホテルの裏事情」。いや〜、最近ほんとに多いよね、SNSで話題のホテル。写真だけ見ると「ここ絶対泊まりたい!」ってなるけど、実際に行ってみると「あれ?」ってなること、あるんだよね。
そうなんです。前半では、見た目重視のホテルが増えている一方で、快適性や基本設備が後回しになっているケースをご紹介しました。特に、“撮るための空間”になってしまっていて、泊まる人のことが置いてけぼりになってることも。
技術的に言えば、空間設計が視覚優先になっていて、動線や遮音性、照明の実用性などが犠牲になっているパターンが多いですね。つまり、写真では完璧でも、実際に使うと不便な構造になっているわけです。
なるほどね〜。あと、琳琳が言ってた“見せ部屋”ってやつ、あれ衝撃だったよ。インフルエンサー向けにだけ用意された部屋で、一般客は泊まれないって…それ、ちょっとズルくない?
そうですね。照明や小物、構図まで完璧に設計された“撮影専用の部屋”が存在していて、SNSで見た理想の空間が、実は現実には提供されていないというギャップが問題視され始めています。
ところでさ、いつから「映え」がこんなに旅の目的になったんだろうね?昔は「温泉が気持ちよかった」とか「料理が美味しかった」とかだったのに、今は「この角度で撮ると最高!」みたいな。
確かに。SNSの普及で、旅の“記録”が“発信”に変わったのが大きいと思います。誰かに見せる前提で写真を撮るから、見た目のインパクトが重視されるようになったんですね。
アルゴリズム的にも、視覚的に強い画像はエンゲージメントが高くなりやすいです。つまり、ホテル側も「映える空間」を作ることで、宣伝効果を狙っているわけです。
なるほどね〜。でもさ、写真はバッチリでも、実際に泊まって「寒い」「うるさい」「寝づらい」ってなると、旅の満足度は下がるよね。見た目と実用性、どっちも大事だよ。
ということで、今日のまとめです。映えホテルは確かに魅力的ですが、快適性や安全性も旅の満足度を左右する重要なポイントです。
選ぶ際には、レビューや実体験の声を参考にすることで、“見せかけ”に惑わされず、後悔のない選択が可能になります。
そして、これからは“映え”と“リアル”のバランスを取ったホテルが、もっと支持されていくかもしれないね。写真も大事だけど、やっぱり「泊まってよかった!」って思えるのが一番。
皆さんも、次の旅では写真映えだけでなく、快適性や設備の実用性にも注目してみてくださいね。
それが、真の“旅上手”への第一歩です。