【ほとんどの人が勘違い】腹筋よりスクワットの方が痩せる理由
目次
- 1: 腹筋=お腹痩せは間違い?
- 2: スクワットが“痩せる運動”と呼ばれる理由
- 3: お腹を凹ませたいなら“全身戦略”が正解
- 4: ラジオ形式トーク(ふもとあさと&仲間たち)
腹筋=お腹痩せは間違い?
「お腹をへこませたいなら、まずは腹筋!」──そう思って、毎日せっせと腹筋していませんか?
でも実はこれ、ちょっとした“思い込み”かもしれません。
腹筋運動は確かに腹部の筋肉を鍛えるには効果的。でも、脂肪を燃やす力は意外と弱いんです。
なぜなら、腹筋は小さな筋肉で、動かしても消費カロリーが少ないから。
さらに言うと、「お腹だけ痩せる」=部分痩せは、科学的にはほぼ不可能とされています。
どれだけ腹筋を頑張っても、脂肪は全身からまんべんなく落ちていくもの。お腹の脂肪だけを狙い撃ちすることはできないんです。
じゃあ、お腹を引き締めたいときはどうすればいいのか?
答えはシンプル。全身の代謝を上げる運動を取り入れること。
つまり、「お腹を凹ませたいなら、腹筋よりもまずスクワット!」という逆転の発想が、実は近道なんです。
スクワットが“痩せる運動”と呼ばれる理由
では、なぜ「スクワットの方が痩せる」と言われるのでしょうか?
その理由はズバリ、使う筋肉の量と消費カロリーの差にあります。
スクワットは、太もも・お尻・背中などの大きな筋肉群を一気に動かす運動。
これらの筋肉は、体の中でも特にサイズが大きく、動かすだけで消費カロリーがグンと跳ね上がるんです。
たとえば同じ30回でも、腹筋よりスクワットの方が約3〜5倍のカロリーを消費するというデータもあるほど。
さらに、スクワットを続けることで筋肉量が増え、基礎代謝もアップ。
つまり、何もしなくても脂肪が燃えやすい“痩せ体質”に近づいていくんです。
腹筋が「部分的な引き締め」なら、スクワットは「体質改善による全身痩せ」。
しかも、短時間で効率よく結果が出やすいという点でも、忙しい現代人にはぴったりの運動なんです。
お腹を凹ませたいなら“全身戦略”が正解
「お腹痩せ=腹筋」から「スクワットで代謝アップ」へ──ここまで読んで、「じゃあ何をすればいいの?」と思った方、答えはズバリ、全身を使う運動+生活習慣の見直しです。
スクワットに加えて、ランニングやウォーキングなどの有酸素運動を取り入れることで、脂肪燃焼効率はさらにアップ。
特に下半身を動かす運動は、大きな筋肉を刺激して代謝を底上げしてくれるので、お腹の脂肪にも間接的に効いてきます。
でも、運動だけじゃ不十分。食事のバランスや睡眠の質も、お腹痩せには超重要。
夜更かしやジャンクフードが続けば、どんなに運動しても効果は半減。
つまり、「お腹を凹ませたい」と思ったら、体全体の“生活習慣”を見直すことが近道なんです。
そして最後に、腹筋の出番。
腹筋は、代謝が上がって脂肪が落ちてきたタイミングで“仕上げ”として使うのがベスト。
いきなり腹筋から始めるより、まずは全身を動かして、痩せやすい土台を作ることが成功のカギです。
ラジオ形式トーク(ふもとあさと&仲間たち)
さて今日のテーマは「腹筋よりスクワットの方が痩せる理由」。これ、ちょっと意外じゃないですか?
僕なんか昔から「お腹をへこませたいなら腹筋!」って信じてましたよ。
そうですよね、あさとさん。実際、多くの人がそう思ってるんです。でも最近の研究やトレーナーの間では「腹筋だけじゃお腹の脂肪は落ちない」っていうのが常識になりつつあるんですよ。
その通り。腹筋運動は腹部の筋肉を鍛えるには有効ですが、消費カロリーは少ない。腹筋30回で約6〜9kcalしか消費されません。対してスクワット30回なら約25〜30kcal。効率がまるで違います。
えっ、そんなに差があるんですか?じゃあ腹筋って、やっても意味ないってこと?
意味がないわけではないんです。腹筋は体幹を安定させたり、姿勢を整えたりするのに大事。でも「お腹痩せ」を目的にするなら、まずは全身の代謝を上げる運動が必要なんです。
特にスクワットは、太もも・お尻・背中などの大筋群を使う全身運動。筋肉量が増えることで基礎代謝も上がり、脂肪が燃えやすい体になります。
でもさ、スクワットって地味にキツくないですか?腹筋は寝転がってできるけど、スクワットは立ってやるし、太ももがプルプルするし…。
確かに最初はキツいですよね。でもフォームを意識すれば、膝や腰に負担をかけずにできるんです。椅子を使った「椅子スクワット」なんかも初心者にはおすすめです。
加えて、スクワットは時間効率が非常に高い。短時間で多くの筋肉を刺激できるので、忙しい人にも向いています。しかも、筋肉が増えると“何もしなくても痩せやすい体”になるというメリットも。
なるほど…じゃあ、腹筋は“仕上げ”って感じなんですね。まずはスクワットで土台を作って、脂肪が落ちてきたら腹筋で引き締める、と。
まさにその通りです!
まとめると──
お腹を凹ませたいなら、腹筋だけに頼るのは非効率。
まずはスクワットやランニングなどの全身運動で代謝を上げることが大切です。
さらに、食事管理や睡眠の質といった生活習慣の見直しも、お腹痩せには欠かせません。
そして腹筋は、脂肪が落ちてきたタイミングで“仕上げ”として使うのがベスト。
「腹筋よりスクワットが痩せる」というのは、単なる筋トレの話ではなく、体質改善の戦略なんです。
いや〜、今日も目からウロコでした!
「お腹痩せ=腹筋」っていう思い込み、そろそろ卒業ですね。
明日からスクワット、始めてみようかな…まずは10回から!
