【意味がわかると怖い話】“ランニングハイ”の正体とは?
目次
- 1: 気持ちよさの裏に潜む“異常”
- 2: “快感”は警告のサイン?
- 3: 限界を超える前に知っておきたいこと
- 4: ラジオ形式トーク(ふもとあさと&仲間たち)
気持ちよさの裏に潜む“異常”
「走ってると、なんか気持ちよくなってくるんだよね」
長距離ランナーやトレーニーの間でよく語られる“ランナーズハイ”。走っている最中、突然ふわっと幸福感や爽快感が訪れる、あの不思議な感覚です。
でも実はこれ、脳が“非常事態モード”に入ってる証拠かもしれません。
というのも、ランナーズハイの正体は、脳が痛みやストレスを麻痺させるために分泌する「エンドルフィン」などの脳内麻薬。
つまり、体が限界を迎えてるのに、脳が「大丈夫!」ってごまかしてる状態なんです。
気持ちよさの裏には、そんな“異常”が潜んでいるかもしれないんですね。
“快感”は警告のサイン?
ランナーズハイの正体が“脳内麻薬”だとすると、その快感にはちょっとした落とし穴もあります。
脳が分泌するエンドルフィンは、実はモルヒネに似た作用を持っていて、痛みを感じにくくする働きがあります。
その結果、筋肉や関節にダメージがあっても気づかずに走り続けてしまうことも。
「気持ちいい〜!」とテンションが上がっているときこそ、実は身体が悲鳴を上げている可能性があるんです。
快感は、時に危険信号を覆い隠すマスクのようなもの。だからこそ、気持ちよさに酔いすぎず、身体の声にも耳を傾けることが大切なんですね。
限界を超える前に知っておきたいこと
ランナーズハイの裏側には、脳の“非常モード”が関係していることを見てきました。
この現象は、一種の生理的防衛反応とも言われていて、無理を続けると怪我や体調不良につながるリスクもあります。
だからこそ、自分の体調や疲労度を冷静に見極めることが、トレーニングの質と安全性を高める鍵になります。
「気持ちいいから、もっと走れる!」と思ったときこそ注意が必要。
快感に惑わされず、適切な休息とケアを忘れないことが、長く健康的に走り続けるためのコツなんです。
ラジオ形式トーク(ふもとあさと&仲間たち)
さて、今日のテーマは「ランニングハイの正体」でしたが…いや〜、びっくりしましたよ。走ってて気持ちよくなるのって、脳が非常事態モードに入ってるって話、ちょっと怖いですよね。
そうなんです。ランナーズハイって、ただの爽快感じゃなくて、脳がエンドルフィンやエンドカンナビノイドを分泌して、痛みやストレスを“ごまかしてる”状態なんですよね。
技術的に言えば、それは生理的防衛反応です。脳が「このままじゃ危ない」と判断して、身体の限界を超えさせるために麻酔的な物質を放出している。つまり、快感は“逃走モード”の副産物なんです。
なるほどねぇ…。でも、走ってるときって「気持ちいい〜!」って感じるじゃないですか。あれが実は、身体が悲鳴を上げてるサインかもしれないって…ちょっと複雑な気分になりますね。
そうですね。特にエンドルフィンはモルヒネに似た作用があるので、痛みを感じにくくなっちゃうんです。だから、筋肉や関節にダメージがあっても気づかずに走り続けてしまうことも。
それが原因でオーバートレーニング症候群になったり、慢性的な故障につながるケースもあります。気持ちよさに酔ってると、身体の“警告”を無視してしまうんですよ。
…って、ちょっと話が怖くなってきたので、ここで一旦脱線していいですか?
もちろんです(笑)。
実は僕、昔マラソン大会に出たとき、途中で「なんか空飛べそう」って思った瞬間があったんですよ。あれって…ランナーズハイだったんですかね?
可能性は高いですね。脳がドーパミンやセロトニンも一緒に分泌して、気分が高揚することがあります。空を飛ぶ感覚は、ある意味“脳が現実を軽く無視してる”状態とも言えます。
でも、そういう感覚って、運動の楽しさでもありますよね。だからこそ、安全なトレーニングとのバランスが大事なんです。
じゃあ最後に、今日のまとめをお願いします。どうすればランニングハイとうまく付き合えるんでしょう?
まず、ランニングハイは脳内麻薬による生理的防衛反応だと理解することが大切です。気持ちよさに惑わされず、自分の体調や疲労度を冷静に見極めること。
そして、適切な休息とケアを忘れないこと。快感は一時的なもので、身体の限界を超えると怪我や体調不良につながります。安全なトレーニングのためには、脳の“ごまかし”に気づくことが重要です。
なるほど…。走るって、ただの運動じゃなくて、脳との駆け引きでもあるんですね。今日の話、めちゃくちゃ「意味がわかると怖い」でした!
でも、知っておけば怖くない。むしろ、より健康的に、楽しく走れるヒントになりますよね。
その通り。知識は最強のプロテクターです。
ということで、今日のトリビアは「ランニングハイの正体」でした。次回も、意味がわかるとちょっと怖い、でも面白い話をお届けします。お楽しみに!