【ほとんどの人が勘違い】犬の世界は“白黒”じゃない
目次
- 1: 犬は本当に白黒しか見えない？
- 2: 犬が見ている“2色カラー”の世界
- 3: 誤解が生む日常のすれ違い
- 4: ラジオ形式トーク（ふもとあさと＆仲間たち）
犬は本当に白黒しか見えない？
「犬って白黒の世界で生きてる」──そんなふうに思っている人、多いですよね。
この説は昔から広く信じられてきましたが、実は科学的には正しくありません。
近年の研究によって、犬の目にもちゃんと色が映っていることがわかってきたのです。
犬が見ている“2色カラー”の世界
犬は赤や緑を見分けることはできませんが、青と黄色の色はしっかり認識できます。
人間が3色型色覚を持っているのに対し、犬は2色型色覚の世界で生きているのです。
つまり犬にとっての景色は、“青と黄色を基調としたカラー”で表現される、不思議でちょっと違う色の世界なのです。
誤解が生む日常のすれ違い
例えば赤いボール。人間には鮮やかに見えても、犬にとっては灰色に近い色に映ってしまいます。
だから遊び道具として選ぶなら、犬が認識しやすい青や黄色のボールのほうが効果的なんです。
さらにインテリアやおもちゃ選びでも犬の色覚を意識すると、暮らしの楽しみ方が広がります。
「犬は白黒しか見えない」という誤解を解くだけで、ペットとの生活はもっと豊かで心地よいものになるのです。
ラジオ形式トーク（ふもとあさと＆仲間たち）
さて、ここまで“犬は白黒の世界で生きている”っていう誤解を紹介してきましたけど、いやぁ、びっくりしましたね。僕も長いことそう思ってましたよ。
そうですよね。昔からよく言われてきた説ですから、信じている人も多いと思います。でも実際には犬は青と黄色を認識できるんです。つまり“モノクロ”じゃなくて、“2色カラー”の世界なんですよ。
技術的に言えば、人間は3色型色覚で、赤・緑・青を基盤に色を見分けます。一方、犬は2色型色覚で、赤と緑の識別ができない。だから赤いボールは灰色っぽく見えるけど、青や黄色ははっきり見えるんです。
なるほどねぇ。じゃあ、犬に赤いおもちゃを渡しても、あんまり楽しめないってことか。
そうなんです。だから遊び道具やインテリアを選ぶときに、犬の色覚を意識すると生活がもっと楽しくなるんですよ。
でもさ、犬って嗅覚がすごいじゃないですか。色より匂いで遊びを楽しんでるんじゃないかなって思うんですよ。
確かに嗅覚は圧倒的に優れています。人間の数万倍とも言われますからね。ただ、視覚も行動に影響を与えるんです。例えば、青いボールは遠くからでも見つけやすい。匂いと視覚の両方を使って遊ぶから、犬にとってはより楽しい体験になるんですよ。
それに、飼い主さんが“赤いボールを投げたのに犬が見失った”なんて場面、実は色覚の違いが原因だったりするんです。犬の世界を理解すると、そういう“すれ違い”も減りますよね。
あぁ〜、それはあるかも。僕も昔、赤いフリスビーを投げて全然拾ってこなくて、“なんでだろう？”って思ったことあります。
それは犬にとっては灰色の円盤が空を飛んでるように見えていたんでしょうね。そりゃ見失いやすいですよ。
こういう話って、飼い主さんにとって“へえ〜！”っていう発見になりますよね。犬の世界を知ることで、ちょっとした日常の工夫ができるんです。
じゃあ最後にまとめましょう。犬は白黒の世界じゃなくて、青と黄色の2色カラーの世界を生きている。これを知っていると、遊びや暮らしがもっと豊かになるってことですね。
はい。赤いボールや緑のおもちゃは犬には灰色に近く見えるので、遊び道具は青や黄色を選ぶのが効果的です。インテリアやお散歩グッズでも同じことが言えますね。
技術的に整理すると、人間の3色型色覚と犬の2色型色覚の違いを理解することがポイントです。“犬は白黒しか見えない”という誤解を解けば、ペットとの生活はもっと快適になります。
つまり、犬の世界は“白黒”じゃない──“青と黄色が鮮やかに映える世界”だったんですね。これを知っているだけで、飼い主と犬のコミュニケーションがぐっと深まる。いやぁ、今日もいい勉強になりました！
犬の色覚を理解することは、暮らしの質を高めるヒントになります。ぜひ皆さんも、犬の世界を意識してみてください。
結論としては、犬は白黒ではなく青と黄色の世界を生きている──この事実を知ることが、ペットとの暮らしをより豊かにするんです。