“いいね”がついた未公開写真の謎──見えないはずが見えている?
目次
- 1: 何気ない“いいね”が始まりだった
- 2: デジタルの裏側に潜む“何か”
- 3: あなたの“未公開”は本当に安全?
- 4: ふもとあさとの読むラジオ
何気ない“いいね”が始まりだった
「えっ、これに“いいね”?……いつ投稿したっけ?」
ある日、スマホに届いた通知を見て、思わず首をかしげた。表示されたのは、見覚えのある写真。でも、投稿した記憶がない。
慌ててSNSを開いて確認すると、その写真は“下書き”フォルダに保存されたまま。公開設定もしていない。
誰にも見せていないはずの写真に、なぜか反応がある。
ちょっとした違和感が、じわじわと不安に変わっていく——。
デジタルの裏側に潜む“何か”
未公開のはずの写真に“いいね”がつく——そんな奇妙な現象には、いくつかの仮説がある。
一部では、「下書きは完全な非公開ではない」という都市伝説が囁かれている。バグや第三者のアクセスによって、意図せず漏れてしまうことがあるというのだ。
さらに最近では、AIやアルゴリズムがユーザーの行動を予測し、未投稿のコンテンツに対しても“仮想反応”を生成するという説も浮上している。
もしそれが本当なら、“いいね”を押したのは人間ではなく、何か別の存在だったのかもしれない——。
あなたの“未公開”は本当に安全?
私たちは日々、スマホやPCに写真や文章を何気なく保存している。
「まだ投稿してないから」「下書きだから」と安心しているけれど、それが誰にも見られていないという保証は、本当にあるのだろうか。
SNSの仕様変更やアプリのバグ、クラウドの設定ミスなど、情報が漏れるリスクは常に潜んでいる。
次に“いいね”がついたとき、それが誰からなのか、本当に知っている人なのか——ちょっと確認してみたくなるかもしれない。
ふもとあさとの読むラジオ
いや〜、なんだか背筋がゾクッとするような話でしたねぇ。未公開の写真に“いいね”がつくって、どういうことなんでしょうか。琳琳ちゃん、これ実際に起きてるんだよね?
はい、あさとさん。SNSの仕様やクラウドの設定によっては、本人が“未公開”と思っていても、実は誰かに見えてしまっているケースがあるんです。特に、共有アルバムや外部アプリとの連携には注意が必要ですね。
ワン!呼ばれて飛び出て、ロンです。
AIによる“仮想反応”は、実際に一部のSNSでテストされている技術です。ユーザーの過去の投稿傾向や閲覧履歴から、未来の投稿を予測し、反応を先回りすることで“エンゲージメント”を高める狙いがあります。
なるほどねぇ。昔はアルバムって言ったら紙のやつだったけど、今は“クラウド”っていう空に浮かんだ棚みたいなもんだから、風が吹いたらパラパラ見えちゃうのかもしれない(笑)
うまい例えですね(笑)。しかも最近では、AIがユーザーの行動を予測して、投稿してない写真に対しても“仮想反応”を生成するという説もあるんですよ。
ええっ、それってつまり、“いいね”を押したのが人間じゃない可能性もあるってこと?
そうなんです。ちょっとSFっぽい話ですが、技術的にはあり得ると言われています。
……ロン、どう思う? 君はAIの専門家でもあるから、ちょっと解説してくれるかい?
ワン!
「見せてないつもり」が「見えてるかも」。
デジタルの世界では、“鍵をかけたつもり”が“開いてる”こともあります。
安心のために、時々“扉の確認”をしてみましょう!
でも、そうなると“誰が見てるか分からない”っていう不安も出てきますよね。リスナーの皆さんも、クラウドの設定やSNSの公開範囲は、今一度チェックしてみてください。
そうだねぇ。「未公開=安全」って思い込んでると、思わぬところで“見られてる”かもしれない。
ロン、最後にリスナー目線でひと言お願いできるかな?
ワン!
「見せてないつもり」が「見えてるかも」。
デジタルの世界では、“鍵をかけたつもり”が“開いてる”こともあります。
安心のために、時々“扉の確認”をしてみましょう!
うん、いいこと言うねぇ。さすがロン。
ということで、今日のテーマ「“いいね”がついた未公開写真の謎」、皆さんもぜひ身近な話として考えてみてくださいね。