【禁断のWi‑Fi】中継器の“隠しチャンネル”が生む速度と電波法ギリギリの真実
目次
- 1: 1. スマートホーム勢が知らない“裏チャンネル”の存在
- 2: 2. 速度は出るのに“電波法ギリギリ”だった理由
- 3: 3. スマートホームユーザーが取るべき安全策
- 4: ラジオ形式トーク(ふもとあさと&仲間たち)
1. スマートホーム勢が知らない“裏チャンネル”の存在
スマートスピーカーや見守りカメラ、スマートロックまで──家じゅうの家電がネットにつながる時代になり、「Wi‑Fi中継器」を置く家庭が一気に増えました。ところが、その中には“ちょっと不思議な設定”を持つ中華系モデルが存在します。表向きの説明書には載っていないのに、設定画面を開くと選べてしまう「裏チャンネル」なる周波数帯。ユーザーは普通の項目だと思ってポチッと触れてしまうのですが、実はこれが通信トラブルの原因になることもある──そんな、知られざるWi‑Fiの裏側があるのです。
2. 速度は出るのに“電波法ギリギリ”だった理由
実はこの“裏チャンネル”、ただの怪しい設定ではなく、本来は高速通信に向いた周波数帯です。電波が混雑しにくく、障害物にも強い──そのため中継器が勝手にそこを使うと「速い」と感じてしまうことがあります。
ところが問題は、その帯域が日本の電波法では利用不可、または出力が厳しく制限されている点にあります。海外では普通に使われている周波数でも、日本では気象レーダーや公共インフラと干渉する可能性があるため、家庭用Wi‑FiではNGなのです。
つまりユーザーが意図せず“裏チャンネル”を選ぶと、速度は出るのに法的にはグレーという不思議な状態に。知らないうちに境界線スレスレを走ってしまう──これが「電波法ギリギリ」と言われる理由です。
3. スマートホームユーザーが取るべき安全策
まず確認したいのは、中継器の設定画面にあるチャンネル番号です。見慣れない数字や、日本の一般的なWi‑Fiでは使わない帯域が表示されている場合は注意が必要です。また、本体の裏側やパッケージにある技適マークの有無も重要なチェックポイントです。これがない製品は、日本国内での利用を前提としていない可能性があります。
さらに、ネット通販で見かける並行輸入品や海外仕様モデルには、裏チャンネルがそのまま残っているケースもあります。安全に使うためには、正規代理店品を選ぶことが最も確実です。
結局のところ、知らずに違法スレスレの設定を踏んでしまうのはユーザーの責任ではありません。だからこそ、設定画面の確認・技適マーク・正規品の選択という三つのポイントを押さえるだけで、スマートホーム環境はぐっと安心して使えるようになります。
ラジオ形式トーク(ふもとあさと&仲間たち)
さあ、今日のテーマは“禁断のWi‑Fi”。前半では、中継器にこっそり仕込まれていた隠しチャンネルの話をしましたけど……いやあ、あれ本当にあるんですね。説明書に書いてないのに設定画面にだけ出てくるって、ちょっとした都市伝説みたいですよ。
そうなんですよ。しかも、その裏チャンネルが“速い”というのがまたややこしいんです。ユーザーからすると『お、なんか調子いいぞ』って思っちゃう。でも実は、日本では使えない周波数帯だったり、電波法で出力が制限されていたり……。
技術的には、混雑していない帯域を使うとスループットが上がるのは自然なことだワン。だけど、日本のレーダー設備や公共インフラと干渉する可能性がある帯域は、家庭用Wi‑Fiでは使っちゃいけないワン。
なるほどねえ。速いのには理由があるけど、使っちゃいけないのにも理由があると。いや、こういう“知らないうちにグレーゾーン”って一番怖いですよ。
ところでロン、君ってロボット犬だけど、Wi‑Fiの電波とか感じたりするの?
感じるというより、解析しているワン。電波強度、ノイズ、チャンネル干渉……全部データとして見えるワン。
いいですねえ、電波が“見える”生活。私なんて、家の中で『なんか遅いな〜』って思ったら、電子レンジが動いてただけだったりします。
あるある! 電子レンジとWi‑Fiって、なんであんなに仲悪いんですか?
2.4GHz帯を共有しているからワン。電子レンジは強力なノイズ源だから、Wi‑Fiが負けるワン。
あ〜、そういうことか。じゃあ裏チャンネルが電子レンジとケンカしない帯域だったら、そりゃ速く感じるわけだ。
でも、それが“日本では使えない帯域”だったりするんですよね。
うーん、やっぱり“速い=正義”じゃないんだなあ。
では最後に、今日のポイントを整理しますね。まず、Wi‑Fi中継器の中には、海外仕様のまま隠しチャンネルが残っているものがあります。これは高速通信できる反面、日本の電波法では利用できない周波数帯が含まれていることがあるんです。
だから、設定画面でチャンネル番号を確認すること。見慣れない帯域があったら注意だワン。それから、本体に技適マークがあるかどうかも重要だワン。
ネット通販で“並行輸入品”を買うと、裏チャンネルがそのまま使える状態で届くこともあります。安全に使うなら正規代理店品を選ぶのが一番です。
つまり、今日の結論はこういうことですね。『Wi‑Fi中継器の隠しチャンネルは速いけど、電波法的にはグレー。だから、技適マークと正規品をチェックして、安全にスマートホームを楽しもう』と。
その通りワン。知らずに違法スレスレの設定を使ってしまうのは避けたいワン。
見えない電波の世界にも、ちゃんとルールがあるんですね。
いやあ、今日も勉強になりました。皆さんも、家のWi‑Fiをちょっとだけ見直してみてくださいね。
