【ほとんどの人が勘違い】スマート家電は“省エネ”じゃない?
目次
- 1: スマート家電=省エネという思い込み
- 2: 旧型家電より電気を食うケースも
- 3: “賢く使う”が本当のスマート化
- 4: ふもとあさとの読むラジオ
スマート家電=省エネという思い込み
「スマート家電って、電気代が安くなるんでしょ?」
そう思って買ったあなた、ちょっと待った!実はその“スマートさ”、電気をけっこう食ってるかもしれません。
スマート家電は、便利さをとことん追求した結果、常時Wi-Fi接続やセンサーの常時稼働が当たり前。冷蔵庫が勝手に中身をチェックしてくれるのも、エアコンが部屋の温度を見張ってくれるのも、全部電力で動いています。
しかも、使ってない時でも電気を消費する待機電力が意外とバカにならない。つまり、スマート家電は“使ってなくても働いてる”んです。
「省エネ=スマート」というイメージは、機能の名前だけを見た早とちりかも。本当に省エネになるかどうかは、使い方次第なんです。
旧型家電より電気を食うケースも
スマート家電って、なんだか“未来っぽい”し、省エネにも強そう…そんなイメージ、ありますよね。
でも実は、使い方によっては旧型の家電より電気代が高くなることもあるんです。
たとえばスマート冷蔵庫。中にカメラがついていて、スマホで中身を確認できたり、食材の賞味期限を通知してくれたりします。便利!…なんですが、これらの機能は常時稼働しているため、電力をずっと使い続けているんです。
実際に、年間の消費電力が旧型冷蔵庫より多いという報告もあるほど。
つまり、便利さを追求すればするほど、電気を使う場面も増えるということ。
便利さと省エネは、必ずしも両立しない。このギャップを知っておくだけでも、家電選びの目が変わってくるかもしれません。
“賢く使う”が本当のスマート化
じゃあ、スマート家電って結局ムダなの?…と思った方、ご安心を。
実は設定をちょっと見直すだけで、電気代をグッと抑えられる可能性があるんです。
たとえば待機電力。Wi-Fi接続やセンサーの常時稼働は便利ですが、必要ない時間帯はオフにする設定ができる機種もあります。
さらに、スケジュール運転やエコモードを活用すれば、使うべき時だけ効率よく動いてくれるようになります。
つまり、“スマート”っていうのは、家電の性能だけじゃなくて、使い手の意識も含めて初めて成立するもの。
家電が賢いだけじゃダメ。使う人も“ちょっと賢く”なることで、本当のスマートライフが始まるんです。
ふもとあさとの読むラジオ
さあ、ここまで「スマート家電は省エネじゃない?」という、ちょっと意外なお話をお届けしてきました。
いや〜、僕もね、スマートって聞くと「賢い=節約」って思い込んでたよ。琳琳ちゃん、実際どうなの?
そうなんです、ふもとさん。スマート家電って、便利な機能がたくさんあるんですけど、常時Wi-Fi接続やセンサーの稼働などで、意外と待機電力がかかってるんですよね。
特に最近の冷蔵庫なんかは、カメラで中身をチェックしたり、スマホに通知を送ったり…旧型よりも年間消費電力が多いケースもあるんです。
なるほどねぇ。便利さの裏に、電気代の落とし穴があるってわけか。
でもさ、これって「使い方次第」ってことだよね?設定を見直せば、ちゃんと省エネになるって話もあったよね。
はい。例えばエコモードをオンにしたり、スケジュール運転を設定することで、無駄な稼働を減らすことができます。
つまり、スマート家電の“スマートさ”は、使う人の意識も含めてこそなんです。
うんうん、家電が賢いだけじゃダメってことだね。使う人も“ちょっと賢く”ならないと。
…さて、ここで我が番組の頼れる相棒、ロボット犬のロンにも聞いてみようか。ロン、スマート家電をもっと賢く使うコツ、教えてくれる?
ワン!了解です、ふもとさん。
スマート家電の省エネ化には、まず初期設定の見直しが重要です。多くの機種では、購入時点でエコモードがオフになっていることがあるので、設定画面をチェックするだけでも違いますよ。
さらに、使用時間帯に合わせたスケジュール設定や、不要な通知機能のオフも効果的です。
ちなみに、僕は冷蔵庫のカメラで「冷蔵庫の中身しりとり」するのが得意です。ワン!
ははは、さすがロン!遊び心も忘れないねぇ。
でもほんと、こういう話って「へえ〜!」ってなるよね。聞いてる皆さんも、今日からちょっと家電の設定、見直してみてください。
そうですね。「スマート=省エネ」じゃなくて、「スマート=賢く使うこと」。
この視点を持つだけで、暮らしがもっと快適になりますよ。
というわけで、今日のテーマは「スマート家電は“省エネ”じゃない?」でした。
次回も、あなたの暮らしに“ちょっとした驚き”をお届けしますよ。お楽しみに!