猫のゴロゴロ音は“ご機嫌”だけじゃない?癒しとセルフケアの秘密
目次
- 1: ゴロゴロ=嬉しい、は本当?
- 2: 実は“セルフケア”のサインでもある
- 3: 飼い主ができること
- 4: ラジオ形式トーク(ふもとあさと&仲間たち)
ゴロゴロ=嬉しい、は本当?
「猫がゴロゴロ鳴いてるときって、ご機嫌な証拠でしょ?」
——そう思っている人、多いんじゃないでしょうか。実際、猫が喉を鳴らす“ゴロゴロ音”は、飼い主にとっては癒しのサウンド。膝の上でくつろぎながらゴロゴロ…なんて、まさに至福の時間です。
一般的には「嬉しい」「甘えてる」と解釈されがちですが、実はそれだけじゃないんです。
この音には、猫自身の感情や体の状態を伝える、もっと複雑な意味が隠されていることが、最近の研究でわかってきました。
「えっ、じゃあうちの猫、ゴロゴロしてるときって…?」
そんな疑問が湧いたあなたに、次のパートで“ゴロゴロの裏側”をこっそり教えちゃいます。
実は“セルフケア”のサインでもある
「ゴロゴロ=嬉しい」だけじゃないと聞いて、ちょっと驚いた方もいるかもしれません。
でも実は、猫はストレスを感じているときや体調がすぐれないときにも、あのゴロゴロ音を使っていることがあるんです。
研究によると、この音には猫自身の心拍や呼吸を安定させる効果があるとされていて、まるで自分を落ち着かせる“セルフケア”のような役割を果たしているのだとか。
つまり、ゴロゴロは飼い主への「甘え」だけでなく、猫自身が自分を癒す手段としても使っている可能性があるんです。
なんだか、猫って思ってる以上に繊細で賢い生き物なのかもしれませんね。
飼い主ができること
猫がゴロゴロ鳴いているとき、「あ〜、甘えてるな」と思って安心するのは自然なこと。
でも、ちょっとだけ視点を変えてみると、もっと深く猫の気持ちに寄り添えるかもしれません。
たとえば、ゴロゴロしているときの表情や動き、そして周囲の環境にも目を向けてみましょう。
いつも通りリラックスしているなら問題なし。でも、もし元気がない様子だったり、鳴き方がいつもと違うと感じたら、体調不良のサインかもしれません。
「ゴロゴロ=嬉しい」だけじゃなく、「ゴロゴロ=ちょっとしんどいかも?」という可能性もある。
そんなふうに考えられるようになると、猫との信頼関係はぐっと深まります。
猫の“声なき声”に気づける飼い主って、ちょっとかっこいいですよね。
ラジオ形式トーク(ふもとあさと&仲間たち)
さてさて、今日のテーマは猫のゴロゴロ音。いや〜、僕なんかはもう、ゴロゴロ=幸せの象徴って思ってたんだけどね。
そうですよね。膝の上でゴロゴロ鳴かれたら、もう信頼されてる〜!って嬉しくなっちゃいます。
その解釈は一般的ですが、厳密には“部分的に正しい”と言えます。猫のゴロゴロ音には、複数の意味が含まれている可能性があります。
お、ロンが急に真面目モードに入った(笑)。じゃあ、前半のおさらいからいこうか。
まず、猫がゴロゴロ鳴くのは「嬉しい」「甘えてる」ときが多い、というのは確かです。飼い主に撫でられてリラックスしてるときなんか、よく聞こえますよね。
その通りです。しかし、研究によると猫はストレスや体調不良のときにもゴロゴロ音を発することがあります。これは、音の周波数(25〜150Hz)が、骨の修復や痛みの緩和に関係している可能性があるからです。
えっ、じゃあゴロゴロって“自分を癒す音”でもあるってこと?
そうなんです。猫にとってゴロゴロは、単なる気分表現じゃなくて、セルフケアの手段でもあるんですね。
いや〜、猫ってすごいな。僕なんか、疲れたらゴロゴロじゃなくて「ふぅ〜」ってため息しか出ないよ(笑)
あさとさん、それはそれで人間らしいです(笑)。でも、猫のゴロゴロって、実は人間にも癒し効果があるって言われてるんですよ。
確かに。ゴロゴロ音の振動が、人間の副交感神経を刺激して、リラックス効果をもたらすという説もあります。最近では「ゴロゴロ音セラピー」なるものも登場しています。
へえ〜、じゃあ猫って、飼い主のメンタルケアまでしてくれてるのか。なんかもう、セラピストだね。
そう考えると、猫のゴロゴロって奥深いですよね。単なるご機嫌サインじゃなくて、感情・健康・コミュニケーションの全部が詰まってる。
じゃあ最後に、飼い主として気をつけたいポイントを整理しておこうか。
はい。まず、猫がゴロゴロ鳴いているときは、表情や動き、そして環境も合わせて観察することが大切です。
いつも通りならOK。でも、もし元気がない様子だったり、鳴き方がいつもと違うと感じたら、体調不良の可能性もあります。
「ゴロゴロ=嬉しい」だけでなく、「ゴロゴロ=セルフケア」「ゴロゴロ=SOS」の可能性もある。
この視点を持つことで、猫との信頼関係はより深まります。
なるほどね〜。今日のまとめはこうだな。
猫のゴロゴロ音は、単なるご機嫌サインじゃなくて、セルフケアや癒し効果も含んだ、猫なりの“心の声”。
飼い主としては、その音の裏にある気持ちを、ちゃんと受け止めてあげたいね。
はい。猫のゴロゴロを“音”として聞くだけじゃなく、“気持ち”として感じ取れるようになれたら素敵ですね。
それが、真の“猫マスター”への第一歩です。
というわけで、今日の「読むラジオ」はここまで。次回も、身近なへえ〜!をお届けしますよ〜!