ベランダにもう一つの“命綱”を:防水ボックスで備える新常識
目次
- 1: 室内だけじゃ足りない?防災備蓄の盲点
- 2: 防水ボックスが備蓄に適している理由
- 3: “もしも”に備える、ベランダ活用術
- 4: ふもとあさとの読むラジオ
室内だけじゃ足りない?防災備蓄の盲点
「防災グッズは室内に置いておけば安心」――そう思っていませんか?
でも実は、地震や停電などの災害時、家の中が安全に使えないケースって意外と多いんです。家具が倒れて通れない、ガラスが散乱して危険、停電で真っ暗…そんな状況では、せっかく備えていたグッズに“たどり着けない”ことも。
そこで注目されているのが、ベランダ収納。
屋外からアクセスできるベランダは、室内が使えないときの“第二の備蓄庫”として機能します。防水ボックスに最低限のアイテムを入れておけば、「家に入れない」状況でも命をつなぐ手段になるかもしれません。
防水ボックスが備蓄に適している理由
さて、ベランダに防災グッズを置くなら、どんな容器がいいのでしょう?
そこで登場するのが防水ボックス。これがなかなかの優れモノなんです。
まず雨風に強いので、屋外でも安心。食品や衛生用品など、湿気に弱いアイテムの劣化を防いでくれるのは大きなポイントです。さらに密閉構造のおかげで、虫や湿気の侵入もシャットアウト。長期保管にも向いています。
最近では断熱性のあるタイプも登場していて、夏の猛暑や冬の冷え込みにも対応。季節を問わず、安定した保管ができるんです。
つまり、防水ボックスは「外に置けるだけじゃない」。中身を守る力も備えた、頼れる防災パートナーなんです。
“もしも”に備える、ベランダ活用術
防水ボックスの実力がわかったところで、次は実践編。
「何を入れておけばいいの?」という疑問に、まずは非常食、簡易トイレ、懐中電灯の3点セット。これだけでも、災害直後の“初動”を乗り切る安心感が違います。
ただし、入れっぱなしはNG。賞味期限や電池切れには要注意。半年に一度くらいのペースで、中身をチェックする習慣をつけておくと安心です。
さらに、家族構成や住環境に合わせてボックスを使い分けるのもおすすめ。例えば「子ども用」「ペット用」「冬用」など、テーマ別に分けておけば、いざというときに迷わず取り出せます。
ベランダはただの物置じゃない。ちょっとした工夫で、命を守る拠点に変わるんです。
ふもとあさとの読むラジオ
さあ、ここからはスタジオに戻ってまいりました。いや〜、ベランダに防水ボックスって、考えたことなかったなあ。
琳琳ちゃん、あれ、ほんとに実用的なんだね?
そうなんです、ふもとさん。最近は室内だけじゃ備蓄が足りないかもという声も増えていて、ベランダ収納が“第二の命綱”として注目されてるんですよ。
特に防水ボックスは、雨風に強くて、食品や衛生用品の劣化を防いでくれるんです。
なるほどねえ。昔は押し入れに乾パンとラジオ入れて終わり、って感じだったけど、今は“アクセスできる場所”っていうのが大事なんだな。
それにしても、断熱性のあるタイプまであるとは…進化してるねえ。
そうなんです。夏の猛暑や冬の寒さにも対応できるタイプもあって、季節を問わず安定した保管ができるんですよ。
しかも、家族構成に合わせて「子ども用」「ペット用」など、ボックスを分ける工夫もおすすめです。
うんうん、うちなんか孫が来るからね、「おじいちゃん用」「孫用」って分けてもいいかも。
…あ、そうだ。ロン、ちょっと教えてくれる?防水ボックスって、どんな素材が使われてるの?
ワン!呼ばれて飛び出て、ロン参上!
防水ボックスには主にポリプロピレンやABS樹脂などの耐候性プラスチックが使われています。これらは紫外線や温度変化に強く、屋外でも長期間使用できるのが特徴です。
最近ではシリコンパッキン付きの密閉型も人気で、湿気や虫の侵入を防ぐ効果が高いですよ。
おお〜、さすがロン!専門家モードも完璧だねえ。
琳琳ちゃん、これ、ホームセンターとかでも買えるの?
はい、ホームセンターやネット通販でも手軽に手に入ります。サイズもいろいろあるので、ベランダのスペースに合わせて選べますよ。
ちなみに、100均アイテムで中身を仕分ける工夫も人気です。
なるほどねえ。じゃあ、今日のまとめとしては――
「ベランダはただの物置じゃない。命を守る拠点になる」ってことだね。
ワン!その通り!“備える”って、未来の自分にプレゼントすることなんです!
うまいこと言うねえ、ロン。
さあ、リスナーのみなさんも、今夜ちょっとベランダを見直してみてはいかがでしょうか。
このあとは、琳琳ちゃんの「おすすめ防災アイテム・今週のベスト3」です。お楽しみに!