中国での婚姻手続き

先述の通り筆者の場合は、中国で先に婚姻届けをして、日本に帰ってから報告的な婚姻届けをする段取りにしました。この章ではその前半、中国での婚姻手続きについて書きます。

初めに流れを説明しておくと・・・

  1. 日本総領事館で夫(日本人)の婚姻要件具備証明書(通称:独身証明書)を取得
  2. 中国の婚姻登記所で婚姻届け
  3. 日本に持ち帰る証明書類(公証書)をそろえる

の流れです。筆者は3泊4日で中国訪問して、上記手続きと、ご親族との面会・宴会をしました。手続きだけなら2泊3日でも可能かもしれません。もっとも中国は広いので、立地条件にもよるでしょう。

1.日本総領事館で夫(日本人)の婚姻要件具備証明書(通称:独身証明書)を取得

これは2(中国の婚姻登記所で婚姻届け)で必要な書類ですので、訪中して最初にもらいに行きました。私の妻は山東省出身なので、青島の日本総領事館へ行きました。青島の高層ビルの上層階にオフィスがあり、手続きは30分くらいで完了したかと思います。 申請時に必要な書類は以下の通りです。

  • 夫(日本人)の旅券(パスポート)
  • 夫(日本人)の 戸籍謄(抄)本 
  • 妻(中国人)の身分証(コピー可:名前、生年月日、国籍が分かるもの)
  • 妻(中国人)の居民戸口簿
  • 手続き費用:75元
在青島日本総領事館
在青島日本総領事館

関連記事:婚姻要件具備証明書とは?現地領事館で取得する理由

2.中国の婚姻登記所で婚姻届け

中国で婚姻届けをする際は夫婦がそろって行く必要があります。「婚姻登記機関」ですが、国際結婚ですからさすがにどこの市政府窓口でもOKという訳にはいかないでしょう。どこの市政府でも、国際結婚専門の窓口をどこかに設けているはずですから、どこに行けばいいかは事前に確認しておく必要があります。私たちは妻の居住地の市政府では対応できないので、省都である青島の窓口で手続きしました。

持参する書類:

結婚写真2枚:

中国での婚姻届け当日の朝、私たちが初めに訪れたのは青島の登記所の近くの写真スタジオです。そこで二人並んで証明写真を撮影してもらいました。写真には中国人は国民ID、日本人はパスポートのIDをそれぞれ本人の陰影の脚部に入れる必要があります。登記所近くの写真スタジオですから、手慣れたものです。撮影するとすぐ、その場で編集してくれました。そしてプリント(通常4枚1組、実際に必要なのはうち2枚)してもらい、料金を支払い、いざ登記所へ。なお、ここで撮った写真は後でもらう「結婚証」(赤いパスポートの様なもの)に貼付されます。2枚必要な理由は、結婚証は夫、妻にそれぞれ渡されるからです。

日本人の必要書類:
  • 婚姻要件具備証明書(独身証明書)(1.で取得したもの)
  • 旅券(パスポート)
中国人の必要書類(青島居民の場合):

(1)「居民戸口簿」及び「居民身分証」
(2)婚姻登記員の面前で、自らに配偶者が無く、相手と直系血縁ではなく3代以内に親戚関係が無いことを、表明すること

結婚証
結婚証

登記手続きが完了すると、「結婚証」がもらえます。

 

3.日本に持ち帰る証明書類(公証書)をそろえる

中国での婚姻手続き自体は1、2で完了です。この後、日本に単身帰国して、日本での結婚手続き、その後さらに配偶者ビザ(在留資格認定証明書)申請に必要になる証明書類を中国で取得して持ち帰らなければなりません。

  • 結婚公証書(2通)
  • 結婚証の公証書(1通)
  • 結婚相手(中国人)の顔写真(4cm×3cm) 1枚(後日、在留資格認定証明書交付申請書[配偶者ビザ申請]に貼付するための証明写真)

いずれも日本語訳文付きで取得してください。日本語訳の作成は役所の窓口に相談すれば取得可能です。

結婚公証書は2通取ります。1通は、日本の市役所に報告的な婚姻届けをする際に必要です。もう1通は日本での婚姻届け・戸籍登録が終わったあとに、配偶者ビザ(在留資格認定証明書)申請の際に提出するためのものです。

結婚証は2の手続き完了時にもらった赤いパスポートのようなものです。これが本物ですという公証書(証明書)を取っておきます。これは私の場合、日本の市役所で報告的な婚姻手続きをする際に必要でした。

そのほか、公証書は出生証明書、国籍証明書など、証明内容によっていろいろありますが、私の場合、上記以外は不要でした。

なお、日本の役所では日本語訳の提出が求められます。自分で訳してもOKなレベルですが、面倒ですから、公証役場で日本語訳付きで取得しておくことをお勧めします。ただし、日本語訳付きだと1~2日かかるとか言われるかと思います。その場合は旅程の都合と相談してください。

日本語訳はともかく、必要書類は中国現地でしか入手できませんから、しっかり準備して、確実に取得できるようにしましょう。

奥さん(中国人)の証明写真をもらっておこう

お相手と会う機会が限られているのであれば、せっかくの訪中の機会ですから、後日、在留資格認定証明書交付申請書(配偶者ビザ申請)に貼付するためのお相手の証明写真ももらっておきましょう。

 

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