美容液“◯%配合”の数字に潜む誤解と本当の選び方をわかりやすく解説
目次
- 1: 【1】“◯%配合”の数字は何を指しているのか?
- 2: 【2】なぜ“曖昧表記”が許されているのか?
- 3: 【3】じゃあ、どう選べば失敗しないの?
- 4: ラジオ形式トーク(ふもとあさと&仲間たち)
【1】“◯%配合”の数字は何を指しているのか?
MC:「ねえ、美容液◯%配合って書いてあると、なんか『おっ、効きそう!』って思いません?」
アシスタント:「思う思う。数字が大きいほど『濃い原液がガツンと入ってる』ってイメージありますよね」
MC:「でもね、その◯%……実はほとんどの人が思ってる意味じゃないんです」
アシスタント:「え、どういうこと?」
MC:「あれって『原液を◯%入れてます』じゃなくて、『原料の一部として◯%相当を使ってます』っていう、けっこう広い意味の数字なんですよ」
アシスタント:「えっ、そんなゆるい定義だったの」
MC:「そう。しかも数字が大きいほどインパクトがあるから、マーケティング的にも使いやすいんですよね。『10%配合!』って書かれると、なんか強そうに見えるでしょ」
アシスタント:「確かに……数字マジックにやられてたかもしれない」
【2】なぜ“曖昧表記”が許されているのか?
アシスタント:「でもさ、そんなに曖昧なら、法律的にアウトじゃないの?」
MC:「そこが実はグレーなんですよ。薬機法では“誤認を与える表現は禁止”って決まってるんだけど、成分濃度の書き方までは細かく決められていないんです」
アシスタント:「へえ、じゃあ“◯%”って書いてあっても、“原液の濃度”じゃなくてもいいってこと?」
MC:「そう。制度上は、“原料のどの部分をどれくらい使ったか”を示していればOKで、“原液◯%”みたいな意味じゃなくてもセーフなんですよ」
アシスタント:「なるほど……それであの曖昧さが生まれるのか」
MC:「メーカーとしては法律を守りつつ、できるだけ魅力的に見せたいわけです。だから“◯%配合!”みたいなインパクトのある表現が使われやすい」
アシスタント:「つまり、法的には問題ないけど、受け取る側は“濃度”だと思いがち……っていう構造ができちゃってるわけね」
MC:「そうそう。数字って便利だけど、誤解も生みやすいんです」
【3】じゃあ、どう選べば失敗しないの?
アシスタント:「じゃあさ、結局どう選べば失敗しないの? 数字はあんまりアテにならないんでしょ?」
MC:「そうなんですよ。だからまず見るべきは“◯%”よりも“どんな成分なのか”なんです。同じ10%でも、成分によって働き方が全然違う」
アシスタント:「確かに“10%”って書いてあるだけじゃ、何が10%なのか分からないもんね」
MC:「それに化粧品は“処方全体のバランス”がすごく大事。濃度だけ高くても、肌に届かなかったり刺激が強すぎたりすることもある」
アシスタント:「なるほど……数字より“チームワーク”って感じか」
MC:「まさにそれ。で、次にチェックしたいのが成分表の並び順。配合量が多い順に書かれてるから、上のほうにある成分ほど主役級なんです」
アシスタント:「じゃあ、推し成分が下のほうにあったら……?」
MC:「“ほんのり入ってます”くらいの意味ですね。悪いわけじゃないけど、期待しすぎは禁物」
アシスタント:「ふむふむ。で、最後は?」
MC:「ここが一番大事。“高濃度=効果が高い”ではないってこと。肌は人によって全然違うから、相性が合わないと逆に荒れちゃうこともある」
アシスタント:「つまり……数字より、自分の肌の声を聞けってことね」
MC:「そう。数字はあくまでヒント。主役はあなたの肌なんですよ」
ラジオ形式トーク(ふもとあさと&仲間たち)
さてさて、ここまで「美容液の◯%配合って実は思ってる意味じゃないよ」という話をしてきましたが、振り返るとけっこう衝撃的だったね。
そうですね。多くの人が“原液を◯%入れている”と誤解しがちなんですが、実際は“原料の一部として◯%相当を使っている”という、かなり幅のある表現なんですよね。
技術的に言うと、成分原料そのものが複合物である場合も多い。つまり「10%配合」と書かれていても、有効成分が10%入っているとは限らない。数字は情報の一部にすぎない。
いや〜、数字の魔力ってすごいよね。%って書かれると、なんか“効きそう!”って思っちゃう。
メーカー側も法律は守りつつ、魅力的に見せたいですからね。薬機法では“誤認を与える表現は禁止”ですが、濃度の書き方までは細かく決まっていないので曖昧表記が生まれやすいんです。
制度上、数字は“マーケティング的に便利な記号”として扱われやすい。そこを理解しておくと、消費者としての判断精度が上がる。
でもさ、数字に弱いのって人間の性なのかな。琳琳さん、スーパーで“糖質30%オフ”って書いてあると、つい手に取っちゃわない?
取ります(笑)。でもよく見ると“当社比”だったりして、「どの当社?」って思うこともあります。
人間は“比較”と“数字”に反応しやすい生き物だ。AIから見ると数字はただの記号だが、人間にとっては“期待値”を連想させるトリガーになる。
ロンくん、たまに哲学っぽいこと言うよね。でも確かに、数字って“効きそう感”を演出するには最強のツールなんだよなあ。
だからこそ、数字だけで判断しない視点が必要なんですよね。
じゃあ最後に、今日の結論を整理しようか。琳琳さん、お願いします。
はい。まず、美容液の“◯%配合”は原液の濃度を示すものではないという点。制度上は“原料の一部をどれくらい使ったか”を示すだけで、濃度とは限りません。
次に、選ぶときに大事なのは“◯%”よりも成分の種類と処方全体のバランス。化粧品はチームプレーなので、濃度だけ高くても意味がないことがあります。
そして、成分表の並び順。配合量が多い順に書かれているので、推し成分がどの位置にあるかは重要なヒントになります。
最後に、“高濃度=高効果”ではないということ。肌との相性が最優先で、数字はあくまで補助的な情報です。
総括すると、見るべきは“数字の大きさ”ではなく成分の本質。美容液の選び方は、数字よりもロジックと相性だ。
というわけで、今日のテーマは「美容液◯%配合の真実」。数字に惑わされず、自分の肌に合うものを選ぶのがいちばん。次にコスメ売り場に行ったときは、ちょっとだけ“数字の裏側”を思い出してみてください。
