【ほとんどの人が勘違い】韓国音楽番組1位の真実

1位＝売上トップという誤解

韓国の音楽番組で1位を取る＝CD売上が一番多いグループ──そんなふうに思っている人、実はかなり多いんです。確かに昔から「売上＝人気」というイメージは強く、ランキングを見るときもつい数字に目が行きますよね。

ところが、韓国の音楽番組の順位は単純な売上だけでは決まらないのがポイント。だからこそ「どうしてこのグループが1位？」と話題になりやすく、ファンの間でも熱い議論が繰り広げられるんです。

結果として、ファンの間では“売上至上主義”のイメージが広まってしまい、「CDを買えば勝てる！」という誤解が定着しているわけです。

実際の評価基準は複雑

「じゃあ、実際にはどうやって順位が決まるの？」──ここがポイントです。韓国の主要音楽番組では、CD売上だけでなく、音源チャートの成績・アルバム販売数・SNSでの拡散力・ファン投票・放送回数など、複数の評価項目が組み合わされて総合点が算出されます。

たとえば、ある番組ではSNSでの言及数や動画再生回数が加点対象になり、別の番組ではグローバル投票が大きな比率を占めることもあります。

そのため、売上が突出していてもSNSでの盛り上がりが弱ければ1位を逃すケースがあり、逆に投票や拡散力が強ければ売上が控えめでも上位に食い込むことがあるのです。つまり「売上＝順位」ではなく、多角的な影響力の総合評価こそがランキングを左右しているのです。

ファン行動が結果を変える

「結局、ファンの行動がどこまで影響するの？」──答えは、想像以上に大きいんです。韓国の音楽番組では、投票やSNSでの拡散が直接ポイントに加算される仕組みがあり、ファンの一つひとつの応援がランキングを左右します。

たとえば、ハッシュタグを使った投稿や動画のシェアが拡散力として評価され、投票アプリでの参加が得点に直結するケースもあります。

つまり、売上以外の応援行動が大きな意味を持ち、「推し活」がそのまま番組の結果を変える可能性を秘めているのです。CDを買うだけではなく、SNSで声を上げたり投票に参加したりすることが、推しを1位へと押し上げる力になる──この事実を知ると、ファン活動の面白さが一段と広がります。

ラジオ形式トーク（ふもとあさと＆仲間たち）