【意味がわかると怖い話】ドライブレコーダーに残る謎の声の正体
目次
- 1: 録画に残された“誰の声でもない”音声
- 2: “毎回同じ場所”で聞こえるという奇妙な一致
- 3: もしもAIが解析したら──“声の主”は特定できるのか?
- 4: ラジオ形式トーク(ふもとあさと&仲間たち)
録画に残された“誰の声でもない”音声
「ついたね」──それは、助手席から聞こえたはずの声だった。
ある日、運転中の映像を何気なく確認していた男性が、ドライブレコーダーに残されたその一言に違和感を覚える。
その日は確かに一人で運転していた。助手席には誰も乗っていない。
最初はノイズかと思った。けれど、耳を澄ませると、それははっきりとした人間の声。しかも、女性の声だった。
「え?誰?」──録画された音声は、誰のものでもないはずだった。
“毎回同じ場所”で聞こえるという奇妙な一致
その声は、どうやら一度きりではなかった。
後日、別の日の録画を確認してみると──また聞こえる。「ついたね」。しかも、まったく同じ場所で。
それは、ある交差点を通過する瞬間だった。
時間帯も天候もバラバラ。晴れの日も、雨の日も。なのに、必ずその地点でだけ、声が記録されている。
まるで“その場所”が声を呼び起こしているかのように。
しかも地元では、かつてその交差点で“ある事故”が起きたという噂もあるという──。
もしもAIが解析したら──“声の主”は特定できるのか?
もしこの音声を、AIが解析したらどうなるだろう?
近年の技術なら、声紋や周波数のパターンから“誰の声か”を特定することも不可能ではない。
仮にその結果が、過去に亡くなった人物の声と一致したとしたら──。
それは単なる都市伝説ではなく、現実に起きた“意味がわかると怖い話”になるかもしれない。
技術が進化するほど、こうした怪談は“検証可能な謎”へと変わっていく。
そしてその先にあるのは、科学か、それとも…別の何かか。
ラジオ形式トーク(ふもとあさと&仲間たち)
さて、ここからはスタジオトークのお時間です。今日のテーマは「ドライブレコーダーに残された謎の声」。いや〜、ゾクッとしましたねえ。
助手席から「ついたね」って…誰も乗ってないのに、ですよ?
はい、しかもその声が、毎回“同じ交差点”で録音されていたっていうのが、また不気味ですよね。
時間も天気も関係なく、必ずその場所でだけ聞こえるって…。
統計的に見ても、偶然とは考えにくいパターンです。音声の波形が一致していれば、同一音源の可能性が高いと判断できます。
ロンくん、いきなり冷静すぎるよ(笑)。でも、AIの視点から見ると、あの声って“誰のものか”って特定できるもんなの?
はい。現在の音声解析技術では、声紋や周波数の特徴から個人を特定することが可能です。
もし過去の音声データと照合できれば、かなりの精度で“声の主”を割り出せます。
ただ、今回のケースでは、その声が“過去に亡くなった人物”のものだったら…という仮説も出てきましたよね。
うん、それが一番ゾッとした。もしAIが「この声は10年前に事故で亡くなった女性のものです」なんて言い出したら、もうホラー映画だよ。
技術的にはあり得ます。過去の通話記録やSNSの音声投稿など、データが残っていれば照合は可能です。
ただし、倫理的な問題も大きいですね。
そうですね。プライバシーや遺族の感情もありますし、AIが“霊的な存在”を証明するようなことになれば、社会的な影響も大きいです。
でもさ、こういう話って昔からあるよね。「トンネルで女の人の声が聞こえた」とか、「写真に知らない顔が写ってた」とか。
ありますね。昭和の頃は心霊写真、平成は心霊動画、そして令和は…ドライブレコーダー?
記録媒体が進化するたびに、怪談もアップデートされていくということですね。次はスマートスピーカーかもしれません。
「Alexaが勝手に“おかえり”って言った」とかね(笑)。でも、そういう話って、どこかで“人の記憶”とか“未練”が関係してる気がするんだよなあ。
確かに。今回の「ついたね」も、誰かの記憶が、あの交差点に残っていたのかもしれませんね。
というわけで、今日は「ドライブレコーダーの謎の声」について掘り下げてきました。
助手席から聞こえる『ついたね』という音声が、毎回同じ交差点で記録されるという現象。
そして、もしAIが音声解析を行えば、“声の主”が特定される可能性もある──。
技術が進化するほど、こうした“意味がわかると怖い話”は、ただの怪談ではなく、検証可能な現象として扱われるようになるかもしれません。
そしてその先にあるのは、科学的な解明か、あるいは…人知を超えた何かかもしれません。
いや〜、今日は背筋がちょっと寒くなったけど、面白かった!
次回も、あなたの身近に潜む“ちょっと不思議”な話をお届けします。お楽しみに!
