そのUSB充電器、盗聴器かもしれません――見抜く知識と防ぐ知恵
目次
- 1: 見た目は普通、中身は異常
- 2: 法的グレーゾーンの実態
- 3: ガジェット好きこそ注意すべき理由
- 4: ふもとあさとの読むラジオ
見た目は普通、中身は異常
「これ、充電器でしょ?…え、違うの?」
パッと見は、どこにでもあるUSB充電器。でも、実はその中に盗聴器が仕込まれているかもしれないって聞いたら、ちょっとゾッとしませんか?
最近、USB充電器型のスパイガジェットがひそかに出回っているんです。見た目は市販の充電器とほぼ同じ。コンセントに挿しても誰も疑わないような、いかにも「普通」を装ったデザインが特徴です。
でもその内部には、なんとマイクやカメラが潜んでいることも。電源に接続するだけで、周囲の音を録音したり、映像を記録したりできる製品も存在します。つまり、充電してるつもりが、部屋の会話を“充電器”がこっそり聞いている…なんてことも。
法的グレーゾーンの実態
「そんな怪しい充電器、さすがに違法でしょ?」
…と思いたいところですが、実はそうとも言い切れないのが現状です。
日本では盗撮・盗聴目的での使用は明確に違法。プライバシーの侵害として刑事罰の対象にもなります。ところが、こうした機器の販売自体には、意外と規制が緩いケースもあるのです。
特に海外の通販サイトでは、「防犯用」「ペット監視用」「介護サポート」などと称して、堂々と販売されていることも。説明文だけ見れば“便利グッズ”にしか見えないため、購入者も悪気なく手にしてしまうことがあります。
しかし、実際には悪用されるケースも少なくなく、摘発事例も報告されています。たとえば、職場や賃貸物件にこっそり設置されていたケースなど、使い方次第で一気に“犯罪ツール”になってしまうのです。
ガジェット好きこそ注意すべき理由
「えっ、録音もできる充電器?それ、ちょっと欲しいかも…」
そんなふうにワクワクしてしまう人、要注意です。
ユニークな機能や隠し技術に目がないガジェットマニアほど、こうした“禁断の製品”に惹かれやすい傾向があります。面白そうだからとポチッと購入してしまい、気づかぬうちに法的リスクを背負ってしまうことも。
だからこそ、購入前には製品の用途や使用シーン、そして法的なグレーゾーンについて、しっかり確認することが大切です。特に「録音機能付き」「遠隔操作可能」などの文言には注意を。
とはいえ、こうした製品の存在自体は雑学的な面白さもあります。面白さと危険性は紙一重——“やばすぎる雑学”として知っておくだけでも、十分価値がある話題なのです。
ふもとあさとの読むラジオ
はい、ということで…いや〜、びっくりしましたねぇ。USB充電器が盗聴器になる時代ですよ、琳琳さん。
ほんとですよね、あさとさん。見た目が普通なだけに、気づかないっていうのが怖いです。しかも、販売自体は違法じゃないケースもあるっていうのが、またややこしいところで…。
うんうん。「防犯用です」って言われたら、なんか正義っぽく聞こえちゃうけど、使い方ひとつで犯罪になっちゃう。これはもう、ガジェット好きな人ほど気をつけないといけませんな。
そうなんです。録音機能付きとか、遠隔操作できるとか、面白そうって思っちゃう気持ちはわかるんですけど…知らずに買って、知らずに違法行為になってしまう可能性もあるので、事前の確認は本当に大事です。
いや〜、琳琳さん、さすがショッピングコンシェルジュ。買い物の落とし穴までしっかり見抜いてる。…さて、ここでちょっと聞いてみましょうか。ロン、今の話、どう思う?
ワン!呼ばれて飛び出て、ロンでございます。
この件、技術的にも興味深いですね。USB充電器型の盗聴器は、内部に極小のマイクや通信モジュールを搭載していて、電源供給と同時に録音・送信が可能です。サイズは数センチ、重さは数十グラム。見た目ではまず判別できません。
なるほど〜、さすがロン。専門家モードで来たね。…でもさ、ロン。リスナー目線で言うと、どうなの?これ、家にあったら怖いよね?
ワン!怖いです!でも、知っていれば防げます。例えば「誰かが勝手に設置した充電器は使わない」「レビューに“音質が良い”と書いてある充電器は警戒する」など、ちょっとした意識でリスクは減らせますよ。
“音質が良い充電器”…それ、怪しさ満点ですね(笑)
ははは、ほんとだ。充電器に音質求める人、なかなかいないもんね。
でも、こういう話って、知ってるだけで防犯力が上がるっていうか…“やばすぎる雑学”って、実は生活の武器になるんだよね。
ワン!“知識は防御力”です!
うまいこと言うな〜、ロン。じゃあこのあとも、生活に役立つ“ちょっと怖くて、ちょっと面白い”話題をお届けしていきましょう。琳琳さん、次のコーナーは?
はい、続いては「あなたの家にも潜んでいる?意外な監視アイテム特集」です!