【知らないとマズい】車内の“眠気”は空気のせい?
目次
- 1: なぜ運転中に眠くなるのか
- 2: 密閉空間の“静かな脅威”
- 3: 今すぐできる“眠気対策”
- 4: ふもとあさとの読むラジオ
なぜ運転中に眠くなるのか
長時間のドライブで、ふと襲ってくるあの眠気。
「疲れてるからでしょ」「景色が単調だからじゃない?」——そう思っている人、多いのでは?
でも実は、車内の空気が関係しているかもしれません。
近年の研究では、車内の二酸化炭素(CO₂)濃度が高まることで、脳の働きが鈍り、眠気を引き起こす可能性があると指摘されています。
特に、窓を閉め切って内気循環モードで走行していると、乗員の呼気によってCO₂がじわじわ蓄積。
知らないうちに“眠気を誘う空気”になっていることもあるんです。
へえ〜!ポイント:「疲れてなくても、空気で眠くなることがある!」
密閉空間の“静かな脅威”
車内の空気って、意外と“動いてない”んです。
外の騒音や気温をシャットアウトしてくれる快適空間——その遮断性の高さが、逆に空気の淀みを生むことも。
エアコンをつけていても、外気導入モードでなければ、車内の二酸化炭素(CO₂)は外に逃げず、どんどん濃くなっていきます。
特に長時間の走行では、乗員の呼気が積み重なり、空気の質がじわじわ変化。
この状態が続くと、軽い頭痛やぼんやり感、そして判断力の低下などが起こる可能性も。
つまり、車内は“静かに集中力を奪う空間”になってしまうことがあるんです。
へえ〜!ポイント:「快適なはずの車内が、知らぬ間に“脳の敵”になっているかも?」
今すぐできる“眠気対策”
「じゃあ、どうすればいいの?」——ご安心を。
車内の眠気は、ちょっとした工夫でグッと減らせます。
まずは定期的に窓を開けて、外の空気を取り入れること。
ほんの数センチでもOK。空気が入れ替わるだけで、CO₂の濃度は下がります。
そして、エアコンの設定を“外気導入”にするのも大切。
内気循環モードのままだと、CO₂がこもりやすくなるので要注意です。
さらに、休憩時には車外に出て深呼吸を。
新鮮な酸素をたっぷり吸い込めば、脳もシャキッと目覚めます。
へえ〜!ポイント:「空気を入れ替えるだけで、眠気がスーッと引いていくかも?」
ふもとあさとの読むラジオ
いや〜、びっくりしましたねえ。車の中の“眠気”が、まさか空気のせいだったとは。
運転中にウトウトするのは、年齢のせいかと思ってましたよ(笑)
ふもとさん、それはちょっと違います(笑)
実際、車内の二酸化炭素濃度が上がると、脳の働きが鈍って眠気を感じやすくなるんです。
特に窓を閉め切って、内気循環モードで長時間走ると、CO₂がこもりやすくなるんですよ。
はい、ふもとさん。一般的に、室内のCO₂濃度が1000ppmを超えると、集中力や判断力が低下しやすくなります。
車内では、乗員の呼気によって30分〜1時間程度でそれを超えることもあります。
特に4人以上乗っている場合は、換気の頻度が重要です。