脳がよろこぶ!高齢者DIYが認知症予防に効く理由
目次
- 1: 手を動かすことが脳を刺激する
- 2: 介護施設でも導入されるDIY活動
- 3: 電動ドライバー選びがカギになる
- 4: ふもとあさとの読むラジオ
手を動かすことが脳を刺激する
「最近、電動ドライバーを握ったことありますか?」
もし「ないなぁ」と思った方、ちょっともったいないかもしれません。実は、手を動かすことって、脳にとってかなりの刺激になるんです。
脳は、手先の細かい動きと深く関係しています。ネジを締める、木材を削る、ペンキを塗る…こうした作業は、脳の複数の領域を同時に使う“マルチタスク”状態。特に電動ドライバーを使うと、「握る」「押す」「回す」といった動作が自然に生まれ、脳がフル回転します。
高齢になると、日常生活の中で手を意識的に使う機会が減りがち。でも、DIYなら“楽しく手を使う”ことができるんです。脳トレのつもりじゃなくても、結果的に脳が元気になる。これって、ちょっと得した気分じゃないですか?
介護施設でも導入されるDIY活動
実はこの“手を動かすDIY”が、すでに高齢者施設でも注目されています。
一部の介護施設では、電動ドライバーを使った簡単な木工や棚の修繕などを、レクリエーションとして取り入れています。ネジを締めたり、板を組み立てたりする作業は、単なる遊びではなく、しっかりと脳を使うアクティビティです。
参加者の集中力がグッと高まり、「次は何を作ろう?」と意欲的になる様子も見られるそうです。さらに、作業中の会話や協力が自然と生まれ、コミュニケーションの活性化にもひと役買っています。
そして何より、「自分でできた!」という達成感。これが精神的な安定につながり、自己肯定感の向上にも効果があると報告されています。
DIYって、思っている以上に“心と脳に効く”活動なんですね。
電動ドライバー選びがカギになる
「DIYやってみようかな」と思ったとき、まず気になるのが道具選び。特に高齢者にとっては、使いやすさと安全性がとても大事です。
おすすめは軽くて握りやすいモデル。スイッチ操作がシンプルで、力を入れなくても使えるタイプなら、初めてでも安心して扱えます。最近は充電式でコードレスの電動ドライバーが主流で、コードが絡まる心配もなく、作業中のストレスをぐっと減らしてくれます。
さらに、安全機能がしっかりしている製品を選ぶと、万が一の事故も防げます。メーカーによってはサポート体制が整っていて、使い方の相談や修理対応もスムーズ。こうしたポイントを押さえておけば、「道具が合わなくて続かなかった…」なんてことも防げます。
DIYを長く楽しむためには、道具との“相性”も大切なんですね。
ふもとあさとの読むラジオ
さあ、というわけで「脳も元気に!高齢者DIYが認知症予防になる理由」、興味深い話でしたねぇ〜。いや〜、電動ドライバーが脳トレになるなんて、ちょっと驚きましたよ。
そうなんです、ふもとさん。実際に介護施設でも導入されていて、参加者の集中力や意欲が高まるという報告もあるんですよ。達成感が自己肯定感につながるというのも、すてきなポイントですよね。
うんうん。「自分でできた!」っていう感覚、年齢に関係なく嬉しいもんですからね。しかも、それが脳にいいっていうんだから、これはもう“趣味と健康の一石二鳥”だよ。
それに、道具選びも大事なんです。高齢者向けには、軽くて握りやすくて、コードレスの電動ドライバーが人気なんですよ。安全機能がついているものなら、安心して使えますし。
なるほどねぇ。でも琳琳さん、私みたいな昭和の男は「電動工具ってちょっと怖いな」って思っちゃうんだけど…ロン、どう思う?
ワン!ご指名ありがとうございます、ふもとさん。
実は最近の電動ドライバーは、初心者でも扱いやすい設計が進んでいるんです。トルク制御や自動停止機能など、安全性が高まっていて、まさに“やさしいテクノロジー”なんですよ。
おお〜、さすがロン。専門家モードで来たね。じゃあ、DIYを始めるなら、まずは道具選びからってことだね。
はい。そして、無理なく楽しめる範囲で始めるのがポイントです。棚づくりでも、植木鉢のペイントでも、脳への刺激は十分なんですよ。
うんうん。「脳が喜ぶ趣味」、いい言葉だなぁ。リスナーの皆さんも、ちょっと気になってきたんじゃないですか?
ロン、リスナー代表として一言どうぞ。
ワン!僕もやってみたくなりました。まずは、ネジ一本から始めてみようかな。DIYって、思ったより“脳にやさしい遊び”なんですね!
いいねぇ〜、ロン。じゃあ次回は、実際にDIYに挑戦してみたリスナーさんの声もご紹介しましょうか。
それではこのあとは、琳琳さんの「暮らしのヒント」コーナーです!