【工具をなくす人の共通点】実は“性格”より“動線”が原因だった?
目次
- 1: なぜ工具は“消える”のか?
- 2: “仮置き”が招く工具迷子
- 3: “動線”を見直せば工具は減らない
- 4: ラジオ形式トーク(ふもとあさと&仲間たち)
なぜ工具は“消える”のか?
「さっきまで手に持ってたはずのドライバー、どこいった?」
──そんな“工具あるある”に心当たりがある人、意外と多いのではないでしょうか。
工具をよく失くす人に共通するのは、「ズボラな性格」ではなく、実は“作業前の準備”にムラがあること。
特に、使う工具をあらかじめ一箇所にまとめずに作業を始めてしまうと、途中で「とりあえずここに置いとこ」が増えて、気づけば所在不明に。
つまり、工具が“消える”のは性格のせいではなく、「動線設計のクセ」が原因になっているケースが多いんです。
“仮置き”が招く工具迷子
動線のクセが原因──そう聞くと「じゃあ、どこに置いてるの?」が気になりますよね。
実は、工具が“迷子”になる最大の原因は、作業中の“仮置き”。
代表的なのは、タイヤの上、バンパーの隙間、工具箱のフタの上など、つい手元にある場所。
作業に集中していると、置いたこと自体を忘れてしまい、次回の作業で「ない!」と焦ることに。
しかもこの“仮置きグセ”、複数の作業を並行してこなす人ほど強く出る傾向があります。
つまり、器用な人ほど“工具迷子”になりやすいという、ちょっとした逆説もあるんです。
“動線”を見直せば工具は減らない
工具が迷子になる原因が“仮置き”なら、まずは仮置きしなくて済む環境を作るのが近道。
その第一歩が、作業前に使う工具を1か所にまとめること。これだけで、途中の「とりあえず置き」が激減します。
さらに、工具の定位置を決めて、作業後に“戻す習慣”をつけるだけで、紛失リスクはグッと下がります。
「使ったら戻す」が自然にできるようになると、探す時間も減ってストレスも軽減。
そして最も効果的なのが、動線を意識した“工具ステーション”の設置。
よく使う工具を取り出しやすく、戻しやすい場所に集約することで、作業効率もアップしてまさに一石二鳥です。
ラジオ形式トーク(ふもとあさと&仲間たち)
さて、ここまで工具をなくす人の共通点についてお届けしてきましたが、いや〜、思い当たる節がありすぎて耳が痛い(笑)
あさとさん、作業中にドライバーどこいった?って探してる姿、想像できますもんね
統計的にも、几帳面な人でも工具を紛失するケースは多いです。重要なのは“どこで使って、どこに戻すか”という作業動線の設計ですね
うん、あるある。で、結局タイヤの上とかに置いてたっていう…。でも、性格の問題じゃなくて“動線”のクセが原因っていうのは、ちょっと意外だったなあ
そうなんです。タイヤの上、バンパーの隙間、工具箱のフタの上…“つい置きたくなる場所”って、どこにでもあるんですよね
仮置きは一時的なつもりでも、作業に集中すると記憶から消えます。人間の短期記憶は7秒程度とも言われていますから、“置いたこと自体”を忘れてしまうのは自然なことです
なるほど、じゃあ“忘れっぽいから”じゃなくて、“忘れて当然”ってことか
はい。特に複数の作業を並行していると、仮置きが連鎖して工具迷子が発生しやすくなるんです
ああ〜、あるある。オイル交換しながら、ついでにワイパーも替えようとして、どっちの工具がどこ行ったかわかんなくなるやつね
じゃあ、どうすれば工具をなくさずに済むの?
まずは、作業前に使う工具を1か所にまとめておくこと。これだけで仮置きの回数がグッと減ります
さらに、工具の定位置を決めて、作業後に“戻す習慣”をつけることが重要です。人間は“戻す場所が決まっていない”と、無意識に“とりあえず置き”をしてしまいます
あ〜、“とりあえず”が積もって“どこいった?”になるんだな
その通りです。そして、最もおすすめなのが“工具ステーション”の設置。よく使う工具を、取り出しやすく戻しやすい場所にまとめておくと、作業効率もアップしますし、紛失も防げます
これは動線設計の観点からも理にかなっています。作業の流れに沿って配置された収納は、無意識の動きと一致するため、ストレスが減り、習慣化しやすいのです
なるほどねえ。性格を変えるのは難しいけど、動線を変えるのは意外とすぐできるかも
ということで、今日のまとめです!
- 工具をなくす原因は性格ではなく、動線のクセにあることが多い
- 仮置きは“つい”やってしまうが、記憶から消えやすく紛失の温床に
- 対策はシンプル!作業前にまとめる・定位置を決める・工具ステーションを作るだけ
工具をなくす人は、まず動線を見直すことから始めましょう。性格を責めるより、仕組みを変える方が効果的です
いや〜、今日も勉強になった!次回は工具ステーションの作り方とか、もっと具体的に教えてほしいな
もちろんです!次回は誰でもできる工具収納の工夫をテーマにお届けします。お楽しみに!
