育児インフルエンサーが“使ってない”グッズを紹介する本当の理由
目次
- 1: おすすめ育児グッズ投稿の“裏側”とは?
- 2: “PR表記”の曖昧さが生む誤解
- 3: 信頼を“収益”に変える仕組み
- 4: ラジオ形式トーク(ふもとあさと&仲間たち)
おすすめ育児グッズ投稿の“裏側”とは?
「このベビーカー、ほんとに使ってるのかな?」──SNSで育児インフルエンサーが紹介するグッズ、つい「実際に使って良かったんだろうな」と思ってしまいますよね。でも実は、その投稿の多くが企業案件だったりします。
企業から「この商品を紹介してください」と依頼されて、インフルエンサーがPRとして投稿する。そんな「使ってないけど紹介する」ケース、意外と多いんです。中には「使ってないけど、紹介してほしい」とハッキリ言われることもあるそうで……。
もちろん、すべてがそうではありません。でも「おすすめ=愛用」ではないこと、ちょっと頭の片隅に置いておくと、SNSとの付き合い方が変わるかもしれません。
“PR表記”の曖昧さが生む誤解
「これ、PRだったの!?」──育児グッズの紹介投稿を見て、そう驚いたことはありませんか?実は、企業案件であるにもかかわらず、PR表記が小さく目立たない位置にある投稿、けっこう多いんです。
しかも一部では、「PR表記なしで投稿してほしい」という依頼があるという話も。もちろんインフルエンサー側が断るケースもありますが、投稿を見る側からすれば、どこまでが“本音”なのか判断がつきにくくなります。
消費者庁もステルスマーケティングへの注意喚起をしていますが、SNSの世界ではまだまだ曖昧なまま。「おすすめされてたから買ったのに、実はPRだった」と後から気づく人も少なくありません。
信頼を“収益”に変える仕組み
「この人のおすすめなら間違いない」──育児インフルエンサーの投稿に、そんな信頼を寄せているフォロワーは少なくありません。とくに育児層は、「同じ悩みを持つ人が紹介している」という安心感から、情報を鵜呑みにしやすい傾向があります。
その信頼こそが、インフルエンサーにとっての収益源。企業は「この人に紹介してもらえば売れる」と判断し、報酬を支払ってPRを依頼する──そんな広告収益モデルがSNS上ではしっかり成立しています。
もちろん、役立つ情報もたくさんあります。でも「これは本当におすすめ?それとも収益目的?」と一歩引いて見ることで、育児グッズ選びの選択眼がぐっと養われるかもしれません。
ラジオ形式トーク(ふもとあさと&仲間たち)
さてさて、ここまでの話、けっこう衝撃でしたよね。育児インフルエンサーが紹介してるグッズ、全部「使ってよかった!」ってわけじゃないっていう。
はい。実際には企業からの依頼で紹介している“PR案件”が多くて、使ってない商品を投稿することもあるんです。
しかも、そのPR表記が小さかったり、目立たない位置にあることも多い。一部では「PR表記なしでお願いします」なんて依頼もあるようです。
それ、ステルスマーケティングってやつじゃないの?消費者庁も注意喚起してるって聞いたことあるけど。
そうなんです。でもSNSではまだまだ曖昧なまま広がっていて、フォロワーが「本当に使ってるんだ」と思い込んでしまうケースも多いんですよね。
いや〜、でもわかるなあ。育児って正解がないから、誰かの「これよかったよ!」って言葉にすがりたくなるんですよね。
とくに育児層は、「同じ悩みを持つ人が紹介している」という安心感から、情報を鵜呑みにしやすい傾向があります。
その安心感が、インフルエンサーにとっての収益源になるわけです。企業は「この人に紹介してもらえば売れる」と判断して、報酬を支払う。つまり、信頼が広告収益に変わる構造ですね。
なるほどねぇ。でも、紹介されてるグッズが全部“収益目的”って思うと、ちょっとモヤモヤするなあ。
もちろん、インフルエンサー自身が本当に使って「これはいい!」と思って紹介してるケースもありますよ。ただ、投稿を見るときに「これはPRかも?」と一歩引いて見る視点も大事です。
育児グッズの選択眼を養うには、情報の“背景”を知ることが重要です。おすすめ=愛用とは限らない。そこを見極める力が、今後ますます求められるでしょう。
じゃあ最後に、今日の話をまとめると──
育児インフルエンサーが紹介するグッズには、企業案件が多く含まれていて、PR表記が曖昧な投稿も存在します。フォロワーの信頼が広告収益につながる仕組みがあるため、使っていない商品でも紹介されることがあるんです。
だからこそ、SNSで育児グッズを選ぶときは、「これは本当におすすめなのか?」「PR案件かもしれない」と冷静に判断する視点が必要です。ステルスマーケティングや広告収益モデルの存在を知ることで、より納得のいく選択ができるようになります。
うんうん。「おすすめされてたから買ったのに、使いづらかった…」って後悔しないためにも、ちょっとだけ“裏側”を知っておくの、大事ですね。
育児は迷って当然。でも、情報の見方を変えるだけで、選択肢が広がりますよ。
そして、あなた自身の“おすすめ”が、誰かの役に立つ日も来るかもしれません。
